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 ▼小姐の髪  鉄人60号 07/11/14(水) 9:42
   ┗Re:小姐の髪  鉄人60号 07/11/27(火) 16:32
      ┗Re:小姐の髪  デンスイ 07/11/28(水) 9:11

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 ■題名 : 小姐の髪
 ■名前 : 鉄人60号
 ■日付 : 07/11/14(水) 9:42
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   元工場設備屋です。

田舎の町にも中国の娘さんたちが出稼ぎに来ています。
中国では娘さんを小姐(シャオジェ)と呼びます。
小姐たちが喋っていれば大声の中国語が聞こえてきますから、すぐにわかります。
黙っていても、
乗り物(自転車)と黒髪を見て大体分かります。
何色にも染めていない少し長めの黒髪が、無造作にリボンや髪留めで束ねられています。
質素でいいですね。
服装は、彼女たちなりに冒険をして派手なこともあるようですが
黒髪は、大切に守られているようです。「長い黒髪は女の命」でしょうか。
もちろん中国の大都市では、茶髪は珍しくありません。
出稼ぎの小姐たちは、田舎出身の娘さんがほとんどなのでしょう。
「長い髪は女性の命」、これはひとつの文化です。
これを飛び越えて先に進むには大きな勇気がいるのでしょうね。

こんなことを書いている私ですが、自分の身の回りにも
自覚していない、たくさんの文化の壁が張り巡らされているのでしょう。
文化の壁を乗り越えるには、勇気と大変な努力を必要とするように思います。

あなたはどんな文化の壁に挑んでいますか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:小姐の髪  ■名前 : 鉄人60号  ■日付 : 07/11/27(火) 16:32  -------------------------------------------------------------------------
   地味なスレに200を超えるヒットがありました。感謝します。

文化は地域に根差したものです。
例えば、自由平等博愛文化は普遍的な文化と思われがちですが、
地球上の小さな地域である欧州地方で生まれた文化です?。
衣食住など生活に関係する様々な文化は、
大勢の時を連ねる人達によって数百年数千年の歳月をかけ、
それぞれの地域で作り上げられたものでしょう。
文化の中身はもちろんですが、文化という形で在ること事態に重みがあります。

ところが
昨今、この大事な文化が、個人や国の私利私欲によって壊されつつあります。
文化を作り上げるには膨大な時間と労力を要しますが、壊すのは一瞬で完了します。
現在もてはやされているグローバリゼーションもこの破壊行為のひとつだと思います。
地域(文化)を尊重したグローバリゼーションも可能なのでしょうが
現在進行中のものはそうではないように思います。
一部の人たちの手によって性急に行われているグローバリゼーションの果てに
残る、あるいは生まれる文化はどのようなものなのでしょうか、
人類の幸せに貢献する変化(破壊)なのでしょうか。
我々は今劇的に変わる時代に生きているのだと思います。
変わることはよいのですが、性急に変わる必要はあるのでしょうか。
性急な変化に危うさを感じる巷の設備屋です・・・。
また話が大きくなりました。反省・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:小姐の髪  ■名前 : デンスイ  ■日付 : 07/11/28(水) 9:11  -------------------------------------------------------------------------
   ご意見拝読させて頂きました。
まさしく仰有る通りだと思います。
ただ、変化のスピードよりも、どの様に変化するかが重要と考えます。

ついこの前までは、「欧米」と一括りにしてましたが、最近はかなり
同質でない部分が多くなってきて、「欧」、「米」で別々に考慮する
必要が出てきている現状だと感じています。

私にとって、「グローバリゼーション」=「アメリカナイズ」
即ち、アメリカのロジックに取り込まれる事を意味しているように
考えてしまいます。
公言はしなくても、「白人至上主義」、「アメリカ至上主義」なんですよね。
でもやっぱり、シニカルなイギリス人よりもアメリカが好きなんです。

欧米に追いつき、追い越せと頑張ってきた日本、さあ、追いついて追い越す
段階になった今、どうしましょう? 追い越しますか? 足踏みしますか?
立ち止まりますか?
追い越すには、新たな目標がわからない段階でしょうか?

今、世界的にブームなっている日本の文化、決して私たちが作り上げたのでは
なくて、先人達が作り上げたのです。
これらのものを安易に取捨選択することの怖さを、ちょっとで良いから
感じなくてはならないのでしょうね。・・・・・

たまに大きい話題に挑戦してみました。・・・・

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