Page 595 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼配管試験圧力について yz250'96 04/12/14(火) 18:50 ┣Re:配管試験圧力について hatomori 04/12/14(火) 19:51 ┃ ┗Re:配管試験圧力について hatomori 04/12/15(水) 10:11 ┃ ┗Re:配管試験圧力について yz250'96 04/12/15(水) 12:52 ┃ ┗Re:配管試験圧力について hatomori 04/12/15(水) 15:48 ┃ ┗Re:配管試験圧力について こてつ 04/12/15(水) 16:34 ┃ ┗Re:配管試験圧力について yz250'96 04/12/15(水) 19:40 ┃ ┗Re:配管試験圧力について こてつ 04/12/15(水) 20:35 ┗Re:配管試験圧力について おっちゃん 04/12/16(木) 10:26 ┗Re:配管試験圧力について yz250'96 05/1/15(土) 9:26 ┗Re:配管試験圧力について Mr.インクレディブル 05/1/17(月) 11:19 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 配管試験圧力について ■名前 : yz250'96 ■日付 : 04/12/14(火) 18:50 -------------------------------------------------------------------------
配管の試験なんですが、試験水圧で給水・給湯共に1.75MPaで、60分となっておりますが、寒冷地の場合に空気圧による試験で良いと、聞いた事が有りまして。 実際に、「空気圧は水圧の3倍に匹敵する」と言うことを、人から聞いてそのまま施工要領書にのっけて通ったことも有りますが、実際に共通仕様書とか、監理指針を広げて見ても探せない状態です。どなたか、分かる方がいらっしゃれば教えて頂きたいのです。(仕様書のどこにあるとか、確信が取りたいです。) |
この質問は半年に1回ぐらいの割合で、でてきます。 過去ログを検索してください。 貴重な意見があります。 それを読んで 何故1/3程度におさえるか、理解できたら 感想を返信してくだされば うれしいです。 居通仕様書には 記載はないとおもいます。 |
誤字訂正 共通仕様書 |
ありがとうございます 過去のログで確認いたしました。 空気圧だと水圧の2〜3の圧力がかかる。 空調衛生工学指針では、水圧の0.8倍くらいの圧力。 それでは、実際に17.5kgf/cm2の場合は0.8倍の14.0kgf/cm でいいのでしょうか?かけすぎな様な、気もしますが? |
>空気圧だと水圧の2〜3の圧力がかかる。 そんなことは誰も肯定されていないでしょう。 経験として水圧試験の1/3程度の圧力で同等の効果があるのでは、 との説が主流ではなかったですか。 >空調衛生工学指針では、水圧の0.8倍くらいの圧力。 詳細はわかりませんが、分子の大きさを考慮して0.8になっているのかも しれません。 >それでは、実際に17.5kgf/cm2の場合は0.8倍の14.0kgf/cm >でいいのでしょうか?かけすぎな様な、気もしますが? 水は非圧縮性の物質 空気は? 14kもかけたら、危険ですよ。 あくまでも空気圧試験は水圧試験前の予備程度に考えるべきものだと 思います。 (寒冷地は別) あとは、自分で考えてくださいね。 |
>>空調衛生工学指針では、水圧の0.8倍くらいの圧力。 >詳細はわかりませんが、分子の大きさを考慮して0.8になっているのかも >しれません。 発電用原子力設備に関する構造等の技術基準(通産省告示第501号) (耐圧試験)第104条のニ 最高使用圧力の1.5倍の水圧(水圧で行うことが困難な場合は、最高使用圧力の1.25倍の気圧) とあります。 空調衛生工学指針の0.8倍というのは1.25/1.5=0.83→0.8くらい としているのではないかと思います。 1.5倍の水圧と1.25倍の空気圧の使い分けはプラントにおける耐圧試験ではよくでてきます。 電気事業法にも同様の記載があると思います。 |
早速の回答ありがとうございます。 そう言う事であれば、水圧試験前の予備予備試験と言う事で 17.5kgf/cm2÷3=5.83kgf/cm2かける事にします。 MPaでした。(圧力ゲージ1.0MPaを利用して) 間違っていたら、すいませんがまた、教えてください。 |
yz250'96さん レスをつける場所を間違っていますよ。 hatomoriさんの下につけて下さい。 ついでなので、 水圧試験ができない場合の代替として空気圧での耐圧試験がある(法令などで認められている場合)のであって、水圧試験が可能であれば、空気圧での耐圧試験を予備的に行う必要は全くありません。 なお、過去ログの「水圧試験の1/3程度の圧力で同等の効果があるのでは」との根拠は私もわかりませんが、漏洩の有無を見る気密試験(空気圧で実施、ソープ液使用)と混同した話ではないかと思っています。 耐圧試験は規定圧での加圧下で破断しないかどうか及び漏洩の有無をみるものであって、検査の趣旨から言っても試験圧を下げることは検査の意味をなくすことになります。 |
これは、過去ログにもある通り永遠の謎ですね。 ここで、私なりのある程度の根拠に基づいた考え(屁理屈)を書きます。 @・JIS G 3452(配管用炭素鋼鋼管)の規定の8(水圧検査特性又は非破壊検査特性) によると 「黒管に2.5MPaの水圧を加えた時、漏れがあってはならない。」という 記述があります。 但し、空気圧試験に関する記述はありません。 ・JIS B 2301(ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手)の規定の9,9(耐圧検査)において、 試験水圧は「静水圧2.5MPa」という規定があり、また規定の9,10(漏れ検査)にて 「水圧2.0MPa、若しくはJIS S 3200-1 の付属書・・・空気圧0.5MPa」という 記述があります。 ※JIS S 3200-1(水道用器具-耐圧試験方法) の3(手順)a),1)に「漏れ検出液を用いる場合」についての記述があります。 ・上記にて考えられるのは、 漏れ検査において、「水圧2.0MPa若しくは空気圧0.5MPa」という部分において 0.5MPa÷2.5Mpa=0.2倍ということが考えられます。 A・JIS G 3448(一般配管用ステンレス鋼管)の11,6(耐漏れ試験)の中に 空気圧試験について0.6MPa、耐圧性能試験に水圧3.5MPaという規定があります。 ・上記にて考えられるのは、 0.6MPa÷3.5MPa=0.17倍ということが考えられます。 B・JIS A 4413(住宅用配管ユニット)の8,3(気密性及び水密性試験)の中に 水配管(給水・給湯管の私設タンク以降、冷却水管、冷温水管)について 「水圧1.0MPa、空気圧は水圧試験の1/4の圧力」とあります。 ※上記@〜Bを総合的に考え、大なる値を採用すると 水圧試験を空気圧試験に置き換えた場合、空気圧は水圧試験圧力の1/4(0.25倍)が 適切なものと考えます。 0.3倍というのは、単に上記内容から考えると適正範囲内だと思います。 長文すいません。 |
ありがとうございます。 すいません今確認致しました。 公共工事での検査の時に、監督員に「何を元に空気圧、○○MPaで 行ったか」と聞かれた時の、確実な返答が出来ず前に困った事がありましたが これだけ資料があれば、何とかなりそうです。 **** 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)P,74 2.9.3給水及び給湯配管 給水装置の配管は、1.75MPa以上。水道事業者の試験圧力の規定がある時は・・・ **** この文章の間に、(空気圧の場合・・・・。)と、言う文章はこの先付け足される ことは、多分ないんでしょうね。 ありがとうございました。 |
前提 一般的な水配管に気密試験を実施する場合だけ 耐圧試験と気密試験は同等か? 耐圧試験においては 水圧(普通水)=空気圧 温度条件が変化しなければの話 空気圧試験の事前準備 圧力源として使用するコンプレッサーの運転ができるか。 コンプレッサーの吐出圧力は、7 Kg/cm2g が普通である。 窒素等を使用する場合は、ボンベなどの媒体源を準備する(その都度) 加圧中は表示板を立てる。(漏洩による噴出は概ね音速状態にある) 気密試験に関する問題点 漏洩は、フランジとガスケットの接触面、ネジのあたり面が緩んでいる場合 または接触面に異物がはさまれている場合に発生する。 弁グランド部からの漏洩は、ある程度のリークは許容せざるを得ない。 締め付けすぎると、ハンドルがまわらなくなる。 勿論 ポンプ廻りも(キャンドポンプ等を除く) 圧力分布のある水に対して空圧する場合、要所に捨てバルブを設けるのか? まさか 最も条件の厳しいところでの1.5倍?で実施するのか。 高所の低圧用機器や圧力容器の耐圧に問題は発生しないか 上記を踏まえて 実施するなら問題はない。(ただし費用は?) 実際に使用する流体を流して、リークをチェックするのが理想である。 高コストになるのであれば、空気圧試験はいらない。 水圧試験の実施時期は業者サイドに決定権あり。(冬季やむをえない場合) 高リスクを伴うが 遅れても実施すれば良いのでは 寒冷地での冬季における気密試験は予備試験と考え(事故を最小限に食い止める) て 監督管に要望してもよいのでは。根拠なし 漏洩事故のほとんどは 運転後や人的ミスによるものがほとんどである。 試験圧力について(JIS規格) 圧力容器の規格(耐圧試験)は 最高使用圧力に対し水圧1.5倍(気密1.25倍) であるが しかし 弁や継手に関しては JIS B 2011 弁 水圧試験 呼び圧力 5K の場合でも 1.75 MPa であるが 空気圧試験の場合 0.6 MPa JIS B 2301 ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手 最高使用圧力 2.0MPa (FC200で120℃以下の静流水) JIS B 2302 ねじ込み式鋼管製管継手 漏れ試験 空気圧 0.5 MPa 弁のカタログには0.6MPaと記載されている(この根拠はJISからきているらしい) より高圧に掛けることは可能であるが 低め数値に準じている。 弁(JIS規格品に限らず)は 全数にて空気圧試験を実施している。 この規格をどのようにして決めたかが不明。 大量試験のため、妥協している可能性も。現実的な妥協だったのかもしれない。 余談ですが 分子の大きさ(nm) 水 0.35 窒素・二酸化炭素 0.31〜0.33 酸素 0.29 等等 原子三つのものには、直線型とV字型があり、V字型のものは必ず極性である。 直線型の方では原子が三種類あると極性、二種類だと無極性である。 水はV字型(極性) 他は直線・無極性 気体の透過 溶解⇒拡散⇒蒸発 気体透過係数(溶解係数×拡散係数) JISの水蒸気透過度・透湿度は厚さを含まない(g/m2・24h)。 気体透過度×厚さ気体透過係数(JIS K 7126) 水蒸気に関しては ガスケット類との親水性や疎水性が大きく影響する(溶解度) 溶解度の大きさ(対水) アンモニア>二酸化炭素>酸素>窒素 気体の場合はどうか? 最近のタイヤには 窒素が使用されている(ゴムに対し酸素より透過係数が少) 水クラスター 2個以上の分子又は原子がファンデルワールス力や水素結合などの比較的に 弱い相互作用で集合したものをクラスターと呼ぶ。(葡萄の房をイメージ) 液体の水は水素結合によりクラスターを形成している代表的な物質。 通常8分子位で形成(ただし高速で浮気)されている? たとえば 8個の場合(2×2×2の立方と考えると) 他の気体分子に比較すると約4倍程度の大きさとなる。 大きさだけでいうと 空気圧は水圧の0.25倍程度 ⇒安全を見て 0.3倍または1/3 これ 信用しないでください。 |
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