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 ▼配管のサイズ決め方について  マラドーナ 05/12/20(火) 19:47
   ┣Re:配管のサイズ決め方について  北品川庄司 05/12/20(火) 21:34
   ┣Re:配管のサイズ決め方について  noa 05/12/20(火) 21:47
   ┗Re:配管のサイズ決め方について  北品川庄司 05/12/23(金) 10:10
      ┗遅くなりました。  マラドーナ 05/12/23(金) 12:41
         ┗Re:遅くなりました。  JUN 05/12/24(土) 17:02
            ┗Re:遅くなりました。  マラドーナ 05/12/26(月) 8:34
               ┗Re:遅くなりました。  JUN 05/12/26(月) 19:19
                  ┗Re:遅くなりました。  マラドーナ 05/12/27(火) 19:01

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 ■題名 : 配管のサイズ決め方について
 ■名前 : マラドーナ
 ■日付 : 05/12/20(火) 19:47
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   配管サイズの決め方について教えていただきたいのですが
条件として
配管種類はVP、TS継手
落差=+6.2m(17.2m−11m)
水量=毎分1000リットル

概要を簡単に説明しますと
GL=0mの道路(私道)より+17.2mのところに田んぼがあり
道路の反対側の田んぼ+11mに水を毎分1000リットルで送りたいのです
+17.2mの田んぼのところにタンク(高架タンク?、ピット?)をつくり高低差だけの圧力で道路を横断して+11mの田んぼのU字溝に落とす予定です

道路という障害物があるため直管=37.5m、ゲートバルブ=1、継手45°=6個、90°=1個を使いGL=0mまで配管を下げて0m地点から再び直管=29m、継手45°=4個、90°=4個を使い11mの高さまで配管した場合の配管のサイズ(口径)はどのように計算すればいいのか教えてください
またこのような方式では詰りなどの問題があったりするのでしょうか
ちなみに埋設配管のため配管最下部には水抜きは付けられません
  

急いで書いたので説明不足があるかもしれませんが
宜しくお願いいたします
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:配管のサイズ決め方について  ■名前 : 北品川庄司  ■日付 : 05/12/20(火) 21:34  -------------------------------------------------------------------------
   毎分1000リットルをある口径の配管に流したとき
どれだけの圧力損失があるか求めてみましょう
配管、継手、バルブのおのおのの圧力損失の線図を参照することになります
しかし実際には配管以外の線図はまず無いと思いますので
直管の相当長さに置き換えます

あとは自分で考えてみてください
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:配管のサイズ決め方について  ■名前 : noa  ■日付 : 05/12/20(火) 21:47  -------------------------------------------------------------------------
   noaです。

ベルヌーイの定理より

p1/ρ1g + v1^2/2g + z1 = p2/ρ2g + v2^2/2g + z2
p1=p2=大気圧
ρ1=ρ2
v1=0
v2=1[m3/min]/60[s/min]/(πd^2/4)[m2]
z1-z2=6.2

ここから管径dを算出。
管摩擦や継ぎ手などの圧損を考慮するのであれば、
流体力学などの本を見れば概算の算出値が載っていますので、
右辺に足してください。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:配管のサイズ決め方について  ■名前 : 北品川庄司  ■日付 : 05/12/23(金) 10:10  -------------------------------------------------------------------------
   水出たの?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 遅くなりました。  ■名前 : マラドーナ  ■日付 : 05/12/23(金) 12:41  -------------------------------------------------------------------------
   北品川庄司さん
noaさん
遅くなってしまいすみません。
返信や参考書など見せていただきましたが
配管径の算定の仕方もいろいろあるんですね
今回は配管許容摩擦抵抗を出して
配管摩擦抵抗線図より算定してみました
配管径の算定の結果
VP=125以上となりました

流量Q=1000L/min
VP125の場合の流速1.36m/sec
VP150の場合の流速1.00m/sec
VP200の場合の流速0.56m/sec
なので
1サイズアップの『VP150』
で決めたいと思います

最下部が埋設配管で水抜き・泥抜き管が取り付けられなくて
ゴミなどで詰った時が心配ですが・・・
流速は少しでも速いほういい気はしますが

まだ施工するかどうか検討段階みたいなので
もし施工した場合は結果を報告したいと思います

ありがとうございました。
(いつ施工になるか分かりませんが・・・)
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:遅くなりました。  ■名前 : JUN  ■日付 : 05/12/24(土) 17:02  -------------------------------------------------------------------------
   落差を考えれば問題なく125Aでも行けそうですね・・
ただエア噛みの問題があるので、タンク出口一発目の
エルボをティーにして少しばかり配管を立ち上げ、
空気抜きを設けたほうが良いと思います。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:遅くなりました。  ■名前 : マラドーナ  ■日付 : 05/12/26(月) 8:34  -------------------------------------------------------------------------
   >落差を考えれば問題なく125Aでも行けそうですね・・
>ただエア噛みの問題があるので、タンク出口一発目の
>エルボをティーにして少しばかり配管を立ち上げ、
>空気抜きを設けたほうが良いと思います。

返信ありがとうございます
エア噛みの問題も気になっていたのですが
ティーをつけて空気抜きを設ければ解決できそうですね
的確なアドバイスありがとうございます
もうひとつ気になっているのは配管最下部の
泥などの詰りです。埋設配管なので泥抜きは設けられないと
思うのですが、流速を早くして水と一緒に流してしまうなど
何か良い対策があったら教えてください
宜しくお願いいたします
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:遅くなりました。  ■名前 : JUN  ■日付 : 05/12/26(月) 19:19  -------------------------------------------------------------------------
   >もうひとつ気になっているのは配管最下部の
>泥などの詰りです。埋設配管なので泥抜きは設けられないと
>思うのですが、流速を早くして水と一緒に流してしまうなど
>何か良い対策があったら教えてください
>宜しくお願いいたします

どんな性状の泥か不明なのでわかりませんが、

理論的に参考にするとすれば

V=1.36m/sec(125Aの時)との事なので、

RE=D*V*P/μ D=口径(cm) V=流速(cm/sec) P=密度(g/cm3) μ=流体粘度(g/cm・sec)
密度・粘度供に1とするとレイノルズ数は17000になります。
流体粒子の沈降速度は2000<RE≦100000の場合ニュートンの式
v(粒子の沈降速度cm/sec)=((3g(Ps-Pl)d)/Pl)^1/2 g=重力加速度(980cm/sec^2) Ps=粒子の密度(g/cm3) Pl=水の密度(g/cm3) d=粒子の直径(cm)
粒子の密度を2 水の密度を1 粒径を0.01cmとすると v=5.43cm/secとなります。

立上がり部は当然上記沈降速度以上の流速があれば沈降しません。しかしこれはあくまでも理論上であり、粒子も玉形状としての数値です。実際の浮遊物の形状は様々で、理論的に解析するのは難しく、経験しかないかなと私は思います。でも砂とか石であるとか密度が高く大きなものでなければ1.36m/secの流速があれば短期間の使用であれば問題ないと思うのですが長期となると沈降の問題とは別に配管内壁に蓄積して配管を閉塞させてしまう問題は捨てきれません。どうしても心配であれば高圧洗浄用のノズルを上流側に取り付けるか、バキュームホースの入口を設けて定期的に洗浄出来る様にしてみてはどうですか? 
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:遅くなりました。  ■名前 : マラドーナ  ■日付 : 05/12/27(火) 19:01  -------------------------------------------------------------------------
   >どんな性状の泥か不明なのでわかりませんが、
>
>理論的に参考にするとすれば
>
>V=1.36m/sec(125Aの時)との事なので、
>
>RE=D*V*P/μ D=口径(cm) V=流速(cm/sec) P=密度(g/cm3) μ=流体粘度(g/cm・sec)
>密度・粘度供に1とするとレイノルズ数は17000になります。
>流体粒子の沈降速度は2000<RE≦100000の場合ニュートンの式
>v(粒子の沈降速度cm/sec)=((3g(Ps-Pl)d)/Pl)^1/2 g=重力加速度(980cm/sec^2) Ps=粒子の密度(g/cm3) Pl=水の密度(g/cm3) d=粒子の直径(cm)
>粒子の密度を2 水の密度を1 粒径を0.01cmとすると v=5.43cm/secとなります。
>
>立上がり部は当然上記沈降速度以上の流速があれば沈降しません。しかしこれはあくまでも理論上であり、粒子も玉形状としての数値です。実際の浮遊物の形状は様々で、理論的に解析するのは難しく、経験しかないかなと私は思います。でも砂とか石であるとか密度が高く大きなものでなければ1.36m/secの流速があれば短期間の使用であれば問題ないと思うのですが長期となると沈降の問題とは別に配管内壁に蓄積して配管を閉塞させてしまう問題は捨てきれません。どうしても心配であれば高圧洗浄用のノズルを上流側に取り付けるか、バキュームホースの入口を設けて定期的に洗浄出来る様にしてみてはどうですか?

返信ありがとうございます
上記のような計算方法があるのですね
勉強になります
しかし、実際の条件はどんな物(大きさ・形)が流れてくるか今の段階では
断定するのは難しいのでやはり経験が重要になってくるのですね
なんにせよ、洗浄できるようにしたいと思います
ありがとうございました
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