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三菱樹脂 低温の排熱を活用できる高効率のデシカント空調機を開発。 2009.07.28

三菱樹脂(株)は、低温で水蒸気の吸着・放出(再生)ができるという特徴を持つ同社独自の機能性吸着材「AQSOA」を活用し、一般のデシカント空調機と比べて約2割の省エネルギー化が可能な除湿・加湿用デシカント空調機「AQSOAデシカント空調機」を開発した。
 
新製品は、一般的な吸着材(シリカゲル)に比べて低い温度領域でも効率良く水蒸気を放出(再生)できる合成ゼオライト系の素材「AQSOA」をハニカムローターに採用したことで、40℃〜80℃という従来よりも低い熱源(排熱)で水蒸気を放出(再生)させることができるという。
 
当初、処理風量1,300〜9,300m3/hの7機種を品揃えし、湿度コントロールが必要な工場などの産業用途向けを中心に8月からテスト販売を開始すると共に、「AQSOA」を固着した「AQSOAハニカムローター」の販売も始める。
   

三菱樹脂(株)
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