躯体蓄熱
著者 : ヒートポンプ・蓄熱センター躯体蓄熱研究会
出版 : オーム社 (2007/03)
価格 : 2,860円
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「内容」
建物躯体を蓄熱体として評価し、天井内や二重床スラブ内などに冷房時は冷風、暖房時は温風を吹き付け、または通過させることで蓄熱する「躯体蓄熱」システムは、イニシャルコスト削減や機器設置スペース削減、躯体からの輻射効果による快適性の向上などが期待できる。
本書は躯体蓄熱システムの導入を計画する建築設備設計者のための実務書。
「目次」
第1章 総 論
1.1 躯体蓄熱の意義
1.2 躯体蓄熱の目的
1.3 躯体蓄熱の概要
1.4 躯体蓄熱の特徴
1.5 躯体蓄熱の方式
1.6 躯体蓄熱の応用
第2章 躯体蓄熱理論
2.1 考え方の基礎
2.2 投入熱量に対する蓄放熱の特性
2.2.1 数値計算による蓄放熱応答の解析法
2.2.2 基本的な蓄放熱特性
2.2.3 連日運転時の各種要因の蓄放熱性能への影響
2.2.4 連休2日運転時の各種要因の蓄放熱性能への影響
2.3 熱負荷計算での蓄熱効果の算定法
第3章 躯体蓄熱空調の計画.設計.運転.管理
3.1 空気吹付け方式I(氷蓄熱ビル用マルチを用いた躯体蓄熱)
3.1.1 計画法
3.1.2 システム設計
3.1.3 システムの制御方式
3.1.4 氷蓄熱との連携
3.1.5 運転と管理
3.2 空気吹付け方式II(全面床吹出し空調方式)
3.2.1 計画法
3.2.2 容量設計
3.2.3 制 御
3.2.4 氷蓄熱との連携
3.2.5 運転と管理
3.3 空気吹付け方式III(全蓄熱方式)
3.3.1 計画法
3.3.2 容量設計
3.3.3 制 御
3.3.4 氷蓄熱との連携
3.3.5 運転と管理
3.4 中空デッキプレート方式
3.4.1 中空デッキプレート方式の概要と特長
3.4.2 氷.躯体併用蓄熱システム
3.4.3 設計手順
3.4.4 設計・施工上の留意点
3.5 スラブ内空気循環方式
3.5.1 計画法
3.5.2 容量設計
3.5.3 制 御
3.5.4 氷蓄熱との連携
3.5.5 運転と管理
第4章 設計事例
4.1 東北電力本店ビル
4.1.1 建物概要
4.1.2 設計コンセプト
4.1.3 躯体蓄熱システム
4.2 早稲田大学36号館
4.2.1 建物概要
4.2.2 建築計画
4.2.3 空調設備計画
4.2.4 躯体蓄熱量の計画
4.2.5 空調熱源システムの方式
4.2.6 躯体蓄熱の確認
4.2.7 躯体蓄熱の性能評価
4.2.8 躯体蓄熱方式による効果と計画
4.3 大学評価.学位授与機構(小平)本館
~中央熱源方式による躯体蓄熱空調システムの性能評価~
4.3.1 建築・設備概要
4.3.2 躯体蓄熱空調システムの測定
4.3.3 躯体蓄熱の測定結果及び解析
4.3.4 躯体蓄熱のコストメリット
第5章 躯体蓄熱の経済性
5.1 経済性検討例(コアンダ効果利用躯体蓄熱式空調システム)
5.1.1 建築概要
5.1.2 設備概要
5.1.3 躯体蓄熱概要
5.1.4 経済性比較
5.2 料金制度
5.2.1 適用条件
5.2.2 適用条件の考え方
第6章 関係資料
採用物件ファイル
躯体蓄熱用語集
・躯体蓄熱全般に関する用語
・温度・熱量・電力量に関する用語
・効率・比率に関する用語
躯体蓄熱評価シート
設計チェックシート
躯体蓄熱空調システムQ&A
1.概要編
2.契約編
3.技術編
あとがき
引用文献一覧
索引
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