健康で持続可能な生活スタイルを意味するLifestyles of Health and Sustainability。その頭文字から成る言葉がLOHAS(ロハス)。
社会構造や環境が大きく変化するなか、現工学体系である土木や建築、機械、電気・電子、化学・バイオ、情報といった縦割りの学問だけでは、LOHASを実現することは難しいといわれている。そこで生まれたのが、学科の壁を越えて連携した「ロハス工学(LOHAS Engineering)」。
LOHASを実現する工学的な技術や知識などをはじめ、各工学分野とロハスとの関わりを解説している他、既に社会実装している例も紹介する。
第1編 序論
ロハス工学の思想と背景
21世紀社会に不可欠な新工学体系
第2編 ロハス工学の役割
1章 ロハスと土木
グレーインフラとグリーンインフラの共生
2章 ロハスと建築
強・用・美から見る建築の現在地
3章 ロハスと機械
人が自然と共生するための機械設計
4章 ロハスと電気・電子
ロハス工学が電力・情報通信網に継ぎ足すもの
5章 ロハスと化学・バイオ
物質・エネルギー・生命にわたってロハスを支える
6章 ロハスと情報
AIやIoTを応用するビッグデータ時代のロハス社会
7章 ロハスと農林水産
健全な食糧や資材の生産を持続可能に
8章 ロハスと健康
“全人的”健康への貢献で活力ある高齢化社会に
第3編 ロハス工学の実践
1章 ロハスの家
自然と共生する暮らし方の探求
2章 ロハスの地中熱利用
空気熱に代わる次世代空調システム
3章 ロハスの建築
住環境に応じた持続可能な建築
4章 ロハスの橋
厳しい環境下でも「丈夫で長持ち」
5章 ロハスの花壇
自立共生の住環境を支える自然浄化機能
6章 ロハスのドローンプロジェクト
空からの画像で復興の様々な課題を解決
7章 ロハスの成育環境
日本の子どもたちの真の復興は福島から
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