人手不足に悩まされる建設業。売り手市場が続き、新たな人材獲得が困難な状況下で、その技術者をサポートする事務スタッフの育成に注目が集まっています。本書は技術者をサポートする事務スタッフを育成し、建設業の生産性を向上させるための指南書です。この1冊を基に事務スタッフの教育を進めれば、技術者の働き方を劇的に改善できるに違いありません。
建設業界の仕組みやプレーヤなどを分かりやすく解説し、図面や写真、契約書といった実務書類の整理方法まで徹底解説しました。建設現場の未経験者はもちろん、土木や建築などを学んでいない文系人材も、現場支援業務で活躍できるようになります。
現場を知り尽くした技術・経営コンサルタントだから書ける、唯一無二の実践本です。
1.建設業とはどんな仕事なのか
建設業界の現状を知る
日本の社会資本と災害の実情
建設業の役割を知る
2.建設技術者は何をするのか
施工管理とはPDCAサイクルを回すこと
建設技術者に必要な能力
3.一流の建設技術者は何が違うのか
知識と経験を積み決断力を高める一流
危険源に気づき事故を防ぐのが一流
段取り八分を実践するのが一流
細部にこだわるのが一流
細心にして大胆なのが一流
コミュニケーション上手なのが一流
常に自己研鑽するのが一流
4.コミュニケーションをどのように図るのか
上達への5つのポイント
人との距離を縮めるアプローチ
リサーチと聞き取り能力
明解な文章作成術
効果的なプレゼンテーション技術
交渉とクロージングのスキル
5.建設業はどんなプレーヤーが支えるのか
建築と土木の違い
建設業は社会や経済を支えている
工事を動かす各プレーヤーの役割
専門用語が飛び交う現場
とある現場監督の一日
現場事務スタッフは何を支援すべきか
6.現場の環境をどのように守るのか
改正労働基準法と働き方改革
建設業とSDGs活動
届出や許可は法令遵守の証
産業廃棄物マニフェストとは
一筋縄ではいなかい産業廃棄物の処理
作業に伴う著しい騒音・振動への対応
現場からの排水はルールに従う
7.現場の安全をどのように守るのか
労働安全衛生法と3大災害
現場には危険がいっぱい
安全書類で現場従事者を守る
新規入場者教育は義務
安全日報はトラブル時にも役立つ
施工体制台帳と施工体系図
多様になる出面管理
専門作業を担う有資格者
社会保険加入は建設業許可の要件
作業者の適正配置
一人親方とは
道路使用許可と道路占用許可
災害防止協議会は最低月1回
現場で見かける工事看板の意味
仮囲いにもルールあり
建設業退職金共済制度とは
普及が進むCCUS
8.建設業法は何を定めているのか
建設業法の目的と概要
主任技術者と監理技術者を知る
下請け契約の手順
下請け契約で結ぶ契約書
下請け代金の支払い時の注意点
現場で作る施工体制の書類
帳簿と営業に関する図書
9.品質をどのように管理するのか
仕事の成否を決める品質管理
似て非なる出来高と出来形
複数の検査を駆使する
10.写真はどのように管理するのか
写真撮影が大切な理由
工事黒板で意図を伝達
写真整理のタイミング
写真のチェック方法
設計図や施工計画書との照合
適切な写真と不適切な写真
11.原価はどのように管理するのか
建設物価の仕組み
建設業の商品とは何か
世界情勢とつながる建設物価
労務単価の構成を知る
受注者を決める入札
人件費は職種によって違う
実行予算の作成とその後の改善
原価のチェックポイントを知る
請負契約で決まった原価を管理する
原価を決める請負契約の流れ
建設工事でも大切な納品伝票
書類管理のポイントは5S
出来高の算出
出来高曲線で進捗を管理
工事採算に悪影響を及ぼす工程遅延
12.工程はどのように管理するのか
工程を見える化する
マイルストーンを目標に工程管理
種類に応じて工程表の作り手も変わる
工程表作成では休みを見込む
工程管理に必要な事務スタッフの力
13.図面はどのように読むのか
仕事に合わせて図面もいろいろ
図面を描くのは設計者だけではない
図面の三角法を知る
立体図面の描き方
施工図にも種類がある
記号のメッセージを読み取る
図面作成の基本ルール
施工図は誰が描くのか
施工図の作成依頼時の留意点
設備図と総合図
仕上げ表の読み方
答は設計図にあり
14.会議やイベントをどのように支援するのか
建設業での会議やイベントとは
議事録の効率的な作り方
イベントで絆を深める
工事説明会で住民の理解を引き出す
地鎮祭とは
着工と竣工の意味を知る
休日を充実させる
現場の仕組みや楽しさを学ぶ
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