建築学生にとって必要な建築環境の知識を効率よく学べるとともに、建築設計とのつながりも重視し、デザイン志向の学生も興味を持ちやすい構成となっている。
2色刷+カラーの見やすい紙面構成で多数の図表により理解を促すことができる。一級建築士試験にも対応した演習問題付き。
1章 建築環境とは
1 建築環境と人間の暮らしの変化
2 建築環境工学の歴史
3 社会における建築環境
4 各種環境要因の測定
5 人間と建築環境
6 建築環境工学の今後
2章 都市・地域
1 イラストと写真で学ぶ屋外気候と都市・地域のデザイン
2 屋外気候の物理理論
1) 気象と気候
2) 気象・気候要素
3) 太陽の位置
4) 日照と日影
5) 日射と地球放射
6) 建物への入射熱
3 人間とのかかわり
1) 日照の多面的効果
2) 暑さと人間
3) 寒さと人間
4) 屋外温熱環境評価指標
4 都市・建物とのかかわり
1) 都市気候
2) 都市気候に配慮した都市・建築デザイン
3章 光・色
1 イラストと写真で学ぶ光と色のデザイン
2 光と色の物理理論
1) 光と色の知覚
2) 光の測光量
3) 光源の物理的特性
4) 色の見え
3 人間との関わり
1) 順応
2) 明視性の条件
3) 光とサーカディアンリズム
4) 色のイメージ
5) 色の視覚効果
6) 色彩調和
4 建物とのかかわり
1) 日照調整
2) 人工照明計画
3) 建築物の色彩計画
4章 熱・湿気
1 イラストと写真で学ぶ熱のデザイン
2 熱と湿気の物理理論
1) 室内の温度と湿度の変化
2) 伝熱の3形態
3) 対流熱伝達
4) 熱伝導
5) 蒸発による熱移動
6) 物質の温度変化
7) 湿気の移動
8) 結露現象
3 人間とのかかわり
1) 人の体温
2) 体温調節
3) 人と環境の授受
4) 温熱環境6要素
5) 温熱環境の評価
4 建物とのかかわり
1) 建物部材の熱と湿気の移動
2) 建物内の熱と湿気による環境
3) パッシブデザイン
5章 空気
1 イラストと写真で学ぶ空気のデザイン
2 空気の物理理論
1) 流体に関わる物理量
2) 空気環境・換気力学に関わる物理量
3) 換気に関わる流体力学の基礎
4) 換気に関わる流れの基礎式
5) 圧力損失から換気量計算式へ
3 人間とのかかわり
1) 空気環境が人体に及ぼす影響と基準
2) 空気汚染物質と基準
3) 必要換気量と空気質
4 建物とのかかわり
1) 室内の空気環境設計と換気
2) 換気量の計算
3) 自然換気方式
4) 機械換気方式
5) その他の換気方式の分類と換気効率
6章 音
1 イラストと写真で学ぶ音のデザイン
2 音に関する物理理論
1) 音の物理現象と建築音響のかかわり
2) 音波の特性
3) 音に関する物理量と単位
3 人間とのかかわり
1) 聴覚
2) 騒音の評価指標
4 建物・都市とのかかわり
1) 音の伝搬
2) 騒音防止計画
3) 固体音の防止計画
4) 遮音・床衝撃音の評価
5) 音響設計計画
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