ヴァナキュラー建築の居住環境性能 ― CASBEE評価によりサステナブル建築の原点を探る
著者 : 村上 周三
出版 : 慶應義塾大学出版会 (2008/04)
価格 : 4,180円
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「内容」
イグルー(カナダ)、洞窟型住居(トルコ)、採風塔を持つ住居(イラン)、高床式住居(インドネシア)、水上住居(マレーシア)などのヴァナキュラー建築の環境性能を建築環境工学の視点から定量的に明らかにし、ヴァナキュラー建築の環境効率を現代建築との対比において評価し、サステナブル建築を推進するためのヒントを探る。
「目次」
序 サステナブル建築の原点としてのヴァナキュラー建築
I ヴァナキュラー建築の居住環境とサステナビリティ
1 ヴァナキュラー建築と環境工学
2 コンピュータ・シミュレーションによる屋内環境の再現
3 ヴァナキュラー建築とパッシブ技術
4 地球環境問題とヴァナキュラー建築のサステナビリティ
II 実測とコンピュータ・シミュレーションによるヴァナキュラー建築の環境性能調査
〈寒冷地域〉
1 カナダのイヌイットの冬の家(イグルー)
〈乾燥地域〉
2 トルコの洞窟型住居
3 イランの採風塔を持つ住居
〈蒸暑地域〉
4 インドネシアの高床式住居
5 マレーシアの水上住居
III ヴァナキュラー建築のコンセプトに基づく現代的集合住宅
1 ベトナム・ハノイにおける住居環境の現地調査
2 現代的集合住宅の環境デザインのコンセプト
3 現地実測によるポーラス型集合住宅の環境性能の解明
4 まとめ
IV CASBEEに基づくヴァナキュラー建築の環境性能評価
1 地球環境問題とサステナビリティ
2 CASBEEの理念と環境性能評価の枠組み
3 CASBEEに基づくヴァナキュラー建築の総合評価の概要
4 CASBEEに基づくケーススタディ
5 ヴァナキュラー建築の優れた環境効率と現代建築への示唆
6 まとめ
おわりに
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