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設備の者ではなく素人です。お許しください。
弊社では、瞬停による差圧逆転、差圧0発生時に毎回必ず、俊工時のOQと同じ、清掃、清浄度評価(菌、パーティクル)を実施しています。
したがって、生産が1週間止まります。(別に菌などおそらく出ないのでリスクを負って生産するのもありですが)
しかし、自動復旧がエラーなく走れば瞬停時の差圧0または逆転はせいぜい1分、最大でも逆転は1.5Pa程度です(排気ダンパが瞬停時に開だったなどで、支援区域だけ大気圧‐1.5Pa、製造エリアは支援区域と差圧0、1分以内に復帰などが一番よく見かけます)。
そこで、実際どれだけリスクなのか。せめて非無菌製剤(製造エリアは環境測定項目に菌がありますが、製品としては非無菌です)だけは1分以内の差圧逆転は清掃だけでいいよと言えないか、計算してみたく下記サイトを参考にしました。
https://lee-lab.net/blog-contents-003/
H3×W2×L13.5の体積の部屋(支援地域)、ルーバー50℃流量係数0.42、外との逆転差圧が1.5Pa、3minと想定した時、開口部がすべて並列合成で集めて短辺側の壁の面積比1/200ある。
というワーストケースを想定して計算したところ、3min,1.5Paで部屋体積の4%しか流入しない結果になりました。
・こういった計算でいいのでしょうか?
・同じ面積の開口部が反対側にある直列合成を想定すると、私の感覚では空気の逃げ道が増えるように思えるのに、1/√2小さくなります。どういう原理なのでしょうか?
・同サイトの風圧計算式から、弊社地域の普段の日最大風速4m/sを想定すると、風速圧が10Paとなり、そもそも製造エリア外周の支援地域を10Paに設定しがちな医薬工場は、ワーストケースを考えると風速圧に普段から負けていることになります(のでここで更に差圧喪失瞬停を幾ら正当化しようとしても無理に見える:上記想定だと部屋体積26%が風速により流入する)が合っていますでしょうか?
以上、ご助言頂けますと幸いです。
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