|
この辺りは人によって見解が異なる部分ではないでしょうか?
私の場合、電圧降下はインピーダンス法により需要率100%で計算しています。
ただ、低圧引込の引込幹線や借室の様に電力会社側でケーブル最大値の制限が有る、
共同住宅や厨房の幹線の様に需要率に関して業界団体などが定めた根拠が有る、
インターロックやデマンド制御などで明らかに需要率を設定出来るような場合は、
需要率を鑑みて低減した負荷で計算しています。
なお幹線サイズ選定に関係する事項としては、電圧降下以外にブレーカーAT値との
整合性(含む幹線分岐の場合)や、許容短絡電流(低圧の場合、変圧器直下の
ブレーカ二次側、分電盤の主幹ブレーカ二次側の計算方法が建築設備設計基準、
いわゆる茶本に掲載されています。高圧も簡易的なグラフなら受変電設備に関する
技術書や、メーカーの技術資料に掲載されている事が多いと思われます)の検討も
行っています。
他に注意している事が有るとすれば、電圧降下の制限値です。
一般的に内線規程の基準を使っている事が多いと思われますが、接続先の機器
(特にサーバーや生産機器など)の仕様書で内線規程よりも厳しい数値が指定されて
いないか、注意が必要だと思われます。
空調機の負荷電流の考え方に関しては、私見になりますが以下に記載しています。
https://www.setsubi-forum.jp/cgi-bin/c-board/data/design/log/tree_3378.htm#18833
|
|
|