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いつも勉強させてもらっています。エアコンの室外機の騒音値ですが、カタログでは、音響レベル(PWL)値が載っております。従来の1ⅿ難れた騒音値<音圧レベル(SPL)>なら、距離減衰の計算は理解できますし、ネットでも計算サイトがあります。音響レベル(PWL)値での距離減衰の計算方法をどなたか教えていただけませんか。ちなみにとある室外機だとPWL値81dBで、SPL値は59dBと大きく違います。よろしくお願いします。
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騒音関係公害防止管理者
- 21/3/11(木) 18:01 -
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PWLから計算する方が正式です。
SPL = PWL + 距離減衰 [10log (Q / 4πr^2 ) ]
ですので、騒音源の設置されている状況に応じてQ(指向係数)とr (距離m) に代入して下さい。
屋上や広場に設置されているならQ = 2, 壁を背にしているなら Q = 4 です。
台数補正も必ず行って下さい。2台なら +3dB, 5台なら +7dB, 10台なら +10dBを加算です。
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騒音関係公害防止管理者様、レスありがとうございます。ある室外機の騒音値が、SPL値(1メートル時)=59デシベル PWL値=81デシベル 本体からの距離3メートルでの騒音計算とします。従来のSPL値での距離減衰での騒音値は、50デシベルとなります。教えていただいた騒音計算式(Q=2,r=3)では、64デシベルとなりました。騒音規制法の基準値との比較による場合、この差14デシベルをどう考えたらよいのかがよくわからないです。例えば、SPLでの計算では基準値におさまっていても、PWLでの計算値が基準値に収まってない?ご教授いただければありがたいです
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騒音関係公害防止管理者様が書かれているとおり,PWLで計算するのが正しい方法です。
では何故SPLで計算した場合の数値が低くなるのか?が疑問だと思います。
これはSPLの測定点に問題があります(上吹き室外機の場合)。
メーカーの資料を見るとSPLの測定点は,室外機のメンテパネル側になっていると思います。この点は騒音が一番低い点になります。
(SPLは,上面>背面>側面>メンテパネル面となる場合が多いです)
そのためSPLで計算すると騒音が低く算出されてしまいます。
またSPLで計算する場合20log(r/ro)で計算されていると思いますが,roは「1.0m(機器端面からの距離)」ではなく「機器中心から距離」になりますのでご留意ください。
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騒音屋様、ありがとうございます。勉強になりました。
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