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22775) 外調機の空気線図について maiko 24/10/14(月) 21:00
22776) Re:外調機の空気線図について masa 24/10/15(火) 9:04
22778) Re:外調機の空気線図について maiko 24/10/15(火) 12:28
22781) Re:外調機の空気線図について masa 24/10/17(木) 9:46
22785) Re:外調機の空気線図について せんじん太郎 24/10/24(木) 11:29
22787) Re:外調機の空気線図について masa 24/10/25(金) 13:16
22777) Re:外調機の空気線図について 冬季の場合 masa 24/10/15(火) 9:27

22775) 外調機の空気線図について
 maiko  - 24/10/14(月) 21:00 -
  
外調機にて単独で外気処理を行うのですが、空気線図にプロットをどのようにすればよいかご教示ください。

夏季条件
@外気温度 34.7℃(DB) RH:54% 0.0188kg/kg(DA) 83.1kJ/kg(DA)
A室内温度 26.0℃(DB) RH:50% 0.0105kg/kg(DA) 52.9kJ/kg(DA)
B外気量=送風量:10,000m3/h
混合空気がないため、外気温度=コイル入り口温度となるのはわかるのですが、コイル出口温度をどのように求めればよいのでしょうか(相対湿度は90or95%とすることは調べてわかりました)

冬季条件
@外気温度 1.8℃(DB) RH:40% 0.0017kg/kg(DA) 6.1kJ/kg(DA)
A室内温度 20.0℃(DB) RH:40% 0.0058kg/kg(DA) 34.8kJ/kg(DA)
B外気量=送風量:10,000m3/h
C水加湿(u=0kJ/kg)
夏季同様、混合空気がないため、外気温度=コイル入り口温度となるのはわかるのですが、コイル出口温度をどのように求めればよいのでしょうか。

ご教示のほどよろしくお願いいたします。
引用あり
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22776) Re:外調機の空気線図について
 masa E-MAIL  - 24/10/15(火) 9:04 -
  
空調システムによって考え方が異なります。
外調機と言う事は、室内にパッケージエアコン又はFCUがあると言う事でしょうか?
考え方としては、以下のとおりです。

1.外調機吹出空気の乾球温度を室内条件温度とする。(コイル出口状態は90%RHとする)
2.外調機の吹出空気の絶対湿度を室内条件絶対湿度とする。(コイル出口状態は90%RHとする)
3.外調機の吹出空気の状態点を室内負荷のSHF線と空気線図の90%RHの線との交点とする。

1は、室内のパッケージエアコン、FCUで外気負荷の一部の除湿が可能という前提です。
2は、外調機が室内の顕熱負荷を一部処理します。
3は、外調機が室内の顕熱負荷・潜熱負荷も一部処理します。

1の吹出空気状態は26℃、90%RH、2の吹出空気状態は16.4℃、90%RH、3の吹出空気状態は、仮にSHF=7.8とした場合は、14.6℃、90%RHとなります。
引用あり
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22777) Re:外調機の空気線図について 冬季の場合
 masa E-MAIL  - 24/10/15(火) 9:27 -
  
冬季の場合は、加湿が必要なので、吹出空気状態点の乾球温度を室内温度としても、コイル出口状態は、室内条件点の等エンタルピー線と外気条件の絶対湿度線との交点とする必要があります。(水噴霧もしくは、自然気化式加湿の場合)
したがって、コイル出口状態は以下のとおりです。

30.3℃、6.4%RH、0.0017kg/kgDA、34.8kJ/kgDA
引用あり
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22778) Re:外調機の空気線図について
 maiko  - 24/10/15(火) 12:28 -
  
ご回答いただきありがとうございます。

ご指摘いただきましたように、外気は外気処理ユニットで行い室内負荷はPACで行います。

室内負荷(機器等)はPACで受け持たせるためSHF線はなく、2・3の条件には当てはまらないということでよろしいでしょうか。

宜しくお願いいたします。
引用あり
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22781) Re:外調機の空気線図について
 masa E-MAIL  - 24/10/17(木) 9:46 -
  
2は、外気潜熱負荷を完全に処理する為の条件です。(絶対湿度を室内条件に合わせているので、室内空気と混合しても、絶対湿度の変化はありません)

3は、吹出空気が室内条件に到達する為の条件です。(室内の顕熱負荷により再熱され、室内乾球温度に到達します)

室内環境の変化の少なさでは、3が一番優れています。
2は、3より室内顕熱負荷による再熱量は減りますが、室内パッケージによる処理なので、問題は無いでしょう。

SHFは吹出空気の室内での状態変化線です。

条件があてはまらないという事では無く、吹出口周辺がどのような状態であれば良いかの考え方で決まります。

室内の居住域から離れた場所で給気するのであれば、乾球温度だけ室内条件に合わせれば問題無いと言えます。

居住域の中心に給気するのであれば、2又は3を選んだ方が居住域の環境変化は少ないでしょう。

設計の考え方次第ですよ。
引用あり
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22785) Re:外調機の空気線図について
 せんじん太郎  - 24/10/24(木) 11:29 -
  
横から申し訳ございません。
外調機の吹出温度状態ですが、
ごく普通の事務所で、室内負荷は、PACやFCUが取り除くとする場合、
外調機の吹出温度状態は、
室内設定条件と同じ、比エンタルピー(90%RH)で吹出す
とすることは、一般的な考え方でしょうか。
引用あり
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22787) Re:外調機の空気線図について
 masa E-MAIL  - 24/10/25(金) 13:16 -
  
一般的かどうかはわかりませんが、等エンタルピー吹出の方が室温より低い温度で送風できるので、室温で送風するより状態は良くなります。
絶対湿度は、室内条件より高くなるので、その分の除湿は室内パッケージで行う事となります。
引用あり
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