|
しばしば拝見し参考にさせて頂いております。
改修案件で2点の疑問がありお知恵を拝借したく、書き込みます。
ある宿泊施設の加圧給水ポンプを更新します。
現在、単独交互運転の加圧給水ポンプユニット 700L/min 7.5kw インバータ付き のポンプを更新する内容です。
質問1
単独交互運転のポンプを2/3台ローテーション運転(以下、「2/3運転」と略します)とする意見がありました。
「給水量700L/minは自動給水ポンプにとって水量が大きすぎるのではないか」という提案です。
現状、単独交互で特筆する問題は発生していません。
決して安くないインバータ付きポンプを増設するのは電気設備や機器コスト面で不利になると思うのですが、このあたりはポンプメーカーに聞いても「設計者の好き好き」で決めているのだとか・・・。
運用上で何かしらの有利不利の情報はありませんでしょうか。
わたくし個人の意見としては、既設機器で運用上の問題が無いのであれば、既存と同様の機器置き換えが最も効率が良いと考えているところです。
質問2
上記、2/3運転とした場合のポンプ選定及び電気容量について。
ポンプメーカーの仕様を確認したところ、なんと既存ポンプモータと2/3運転のポンプモータの電気容量が7.5kwで同じでした。
つまり2/3運転のユニットは7.5kw×2の電気容量を見込む必要があるというものです。
ふと思い出したのが、設備士試験で「同じポンプを2台並列に運転しても水量は2倍にならない」という正誤を問う問題がありましたが、これは流量が2倍となり圧損が増えることを前提とした問題であったかと考えております。
今回の様に当初1台であったポンプを2台とする場合は、配管の合流等で若干の圧損があれども、大幅な能力低下は考えなくても良いと判断しております。
この判断は正解といえるでしょうか。
この点を踏まえて、ポンプの選定を再度チェックしたいと思います。
お手を煩わせて申し訳あえりませんが、先輩方のご教示を賜りたく。
どうぞ宜しくお願い致します。
|
|
|