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可動部や振動があるところには、繰り返しの折り曲げのようなストレスがかかるので、柔らかい撚線のほうが、硬い単線より耐久性があると思います。
建物の壁などに配線する場合は単線がよく使われますが、制御盤や機械の
配線には、撚線が使われます。狭い盤内を配線するところは撚線のほうが
仕事がやりやすいし、色やサイズがたくさんあります。
20A程度では単線でもなんとか曲げの細工ができますが、
それ以上では撚り線のほうが作業性が良いです。
すこし話がそれますが、単線は大きな電流を流すと表皮効果があり、
周波数にもよりますが、中心付近の電流が少なくなります。
撚り線はそれも防げます。
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