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22481) 木三共の雨水管 二ヶ月目の新人くん 24/2/9(金) 20:10
22482) Re:木三共の雨水管 masa 24/2/11(日) 9:55
22487) Re:木三共の雨水管 改め、二ヶ月目の僕 24/2/12(月) 14:56
22488) Re:木三共の雨水管 masa 24/2/13(火) 13:31
22489) Re:木三共の雨水管 改め、二ヶ月目の僕 24/2/13(火) 23:17
22485) Re:木三共の雨水管 管理人(Yoh) 24/2/12(月) 11:55

22481) 木三共の雨水管
 二ヶ月目の新人くん  - 24/2/9(金) 20:10 -
  
アドバイスをお願いいたします。

木造三階建て共同住宅(60分準耐火)です。
プラン上、避難上有効なバルコニーの床にて大屋根からの竪樋を貫通させる必要があります。
樋、貫通位置は建物外壁沿いです。
樋はVP管、床貫通部分は管の周囲を充填する貫通処理(大臣認定)と考えていますが、不燃ではないVP管を使用しても良いのでしょうか?
使用不可である場合は、何を使用すればいいでしょうか?

また、バルコニーの表面水の処理については、バルコニー手摺側を水下として溝、ドレンを設けて下抜きし、二階のバルコニーの天井辺りで先ほどの大屋根竪管から分岐した呼び樋に接続する計画です。
この場合、下抜きする箇所のドレンは、貫通と言っても口が空いている状態の開口になるのでどういった方法で施工すれば良いのでしょうか?

バルコニーの床は告示195の床の仕様です。
表面水については、手摺壁の下の方で横抜きすれば簡単ですが、見栄えがよろしくないので出来るだけ避けたいと考えています。

探し方も理解できていなくてアワアワしています。
どうかよろしくお願いいたします。
引用あり
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22482) Re:木三共の雨水管
 masa E-MAIL  - 24/2/11(日) 9:55 -
  
特定行政庁又は確認審査機関の判断によりますが、外壁沿いの竪樋の貫通は、VP使用ならば告示1422号適合で問題無いと思います。
なお3階建てなので、2階床は1時間耐火となります。
この場合は、VPに防火覆いを付けない場合は管厚5.5oで外径90o以下なので、呼び径はVP75まで使用できます。(VP75の管厚は5.5mmです)
バルコニー外側のルーフドレンの貫通部はスパンドレルから外れている場合(外壁から50cmを超える部分)は防火区画貫通とはなりませんが、防火区画同等と指導される場合があります。
ルーフドレンは金物とし不燃材料であれば問題無いでしょう。
引用あり
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22485) Re:木三共の雨水管
 管理人(Yoh)  - 24/2/12(月) 11:55 -
  
投稿者名に「新人」という単語を入れるのは、ルール違反です。

「投稿者名」は、
同じような名前ばかりになってしまうことを避けるため、
ルールで提示したような条件を設けています。

もう一度 『利用時のルール』をご確認いただき、主旨をご理解ください。

次回の投稿から、投稿者名の変更をお願いします。
引用あり
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22487) Re:木三共の雨水管
 改め、二ヶ月目の僕  - 24/2/12(月) 14:56 -
  
早々のご回答をありがとうございます。
計画の時点で理解しておきたかったので、とてもありがたいです。
最終的には審査機関の指示を仰ぐようにいたします。
ご回答をいただいた内容を踏まえて、更に疑問が出来ましたのでよろしければ続けてのご教示をお願いしたいと思います。

大屋根からの竪樋について、バルコニー床貫通部は告示1422号で問題なしとの事ですが「JIS規格適合品のVP管であれば厚みが足らずで防火覆いがなくてもVP75までなら使用可、だからVP65の厚み4.5でも使えるよ」と以前に聞いたことがありました。
自分で調べても記載を見つけられず、もしこれが正解であれば根拠の方をご教示いただけますでしょうか?

また、3階のバルコニーのルーフドレンは鋼製とのことですが、防火区画が必要と考えた場合はやはり貫通部の管(ドレンから2階バルコニーの天井仕上げ面まで)も鋼製にすべきでしょうか?
床の仕様を1時間準耐火(避難上有効なバルコニーのため)にしているので、そうすべきかなと考えました。

最後に、2階のバルコニー表面水の処理についてです。
2階のバルコニーの階下が室内になっている箇所が一部あります。(バルコニー下の1階部分が居室)
この場所で雨水処理をしないといけないのですが、ルートは下記の通りを考えています。
1時間準耐火の2階バルコニー床を3階と同じ様に床貫通(鋼製ルーフドレン)
→床下(1階天井裏)で大屋根からのVP竪樋を横行き合流
→外壁貫通(区画貫通処理)させ外に出す。
先ほどの鋼管にすべきかどうか?の内容と被りますが、天井裏に落とした管も外壁に出す箇所までを鋼管にするべきでしょうか?
大屋根からのVP管と合流させる箇所が、ルーフドレン下から200程度しか離れていないので、そのVP管は大丈夫なのか?とも考えています。

長文大変申し訳ありません。
よろしくお願いします。
引用あり
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22488) Re:木三共の雨水管
 masa E-MAIL  - 24/2/13(火) 13:31 -
  
VP管の場合は、JISに規定されているものであれば、肉厚が最大外径の肉厚で無くても使用可能です。(VUや他の樹脂管は駄目です)
これは、「建築設備設計・施工上の運用指針 2019(第2版)」に記載されています。
防火区画貫通部の管は、告示適合でもかまいませんし、両側1m不燃材料でも良いです。
したがって、区画内の配管も告示や例示仕様に適合していれば、VP管で問題ありません。
ルーフドレインを鋼製としているのは、告示仕様に対する器具接続方法で不燃材料の衛生器具の規定がある為です。
例示仕様については、上記の「建築設備設計・施工上の運用指針 2019(第2版)」に詳しく記載されています。
小屋裏や天井内についても、告示仕様のVPで例示仕様の接続法ならば問題ありません。
引用あり
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22489) Re:木三共の雨水管
 改め、二ヶ月目の僕  - 24/2/13(火) 23:17 -
  
ご回答をありがとうございました。
ようやく理解ができてすっきりしました。
本日の打ち合わせで、一階の居室が無しになったと連絡がありまして
貫通箇所が減ってありがたいのですが、教えていただいたことは今後のためにも覚えておきます。
書籍については既に完売されていて諦めていましたが、再度真剣に探してもっと勉強しようと思います。
masa様、本当にありがとうございました。
引用あり
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