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22634) 消火ガス(N2消火) ガス放出配管への保温の有無について yoshi 機械設備設計担当 24/6/10(月) 11:09
22637) Re:消火ガス(N2消火) ガス放出配管への... ゼーベック爺 24/6/14(金) 9:24
22638) Re:消火ガス(N2消火) ガス放出配管への... yoshi 機械設備設計担当 24/6/14(金) 9:53

22634) 消火ガス(N2消火) ガス放出配管への保温の有無について
 yoshi 機械設備設計担当  - 24/6/10(月) 11:09 -
  
消火ガス(主にN2消火)のガス配管について
目的は、ガス消火材放出時の配管の温度低下にもとなう結露を防ぐためだと
思いますが、保温をしている案件を見かけました。

いままで、設計施工を担当した案件では、消火ガス配管には保温をした
経験がありません。

不要と考えていますが、知見のあるかたのご意見などお聞きできればと思います。

ちなみに、消火ガスの放出対象エリアは、データセンターのサーバールームが主です。
引用あり
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22637) Re:消火ガス(N2消火) ガス放出配管への保温の有無について
 ゼーベック爺  - 24/6/14(金) 9:24 -
  
まだ今ほどガス消火に使えるものが少なかったころ、イナージェンやN2などのガス消火を特例を取る際の条件としては、規定時間内に配管自体を損傷することなく対象区域に充満させることが必要となっていました。時間内に充満させる理由は、火災拡大に応じて温度上昇有毒ガスの発生が懸念されるためです。
(FM系では消火ガスが化学変化を起こすこともその意味となります。)
配管のSCHなどもそのため、特任条件では細かく計算、認証を受けておりました。
N2ガスでも高圧でガスを放出する必要がります。
断熱をした配管の内部は、断熱膨張状態となるので、膨張速度の意味では好ましいことにはなりません。その反面、やはり断熱をしないと配管表面温度が下がり、結露する可能性が出てきます。滴下等により2次被害が発生しないように、防露をすることは必要になるかもしれませんが、全面的に防露することは対象区域に対するガス充満速度に影響を与えない範囲とする必要があると思います。
ガス消火設備の専門工事担当者の技術者の能力によりますが、貴方が必要と考える対処に対して、対策が適切であるかをちゃんとエビデンスをもって選択することをお勧めします。
引用あり
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22638) Re:消火ガス(N2消火) ガス放出配管への保温の有無について
 yoshi 機械設備設計担当  - 24/6/14(金) 9:53 -
  
回答及びありがとうございます。

社内でも再度確認したところ、やはりガス放出時に配管が結露する事例があったため保温を行うことを特記仕様書に記載する対応をしておりました。

保温をすることでガス放出速度に影響がある観点は、知りませんでしたので
全面的に保温することが最善策でないことはよく理解できました。

消火ガス配管にかかわらず、万が一結露した場合のリスクを考慮して配管直下には重要機器を設置しないなどの対応はしたいと思います。

いずれにしても、メーカーなどの技術協力を得ながら検討進めたいと思います。
引用あり
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