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こんにちは。
喫煙室の換気でお聞きしたいのですが、健康増進法により喫煙室の入り口扉は全開時でも面風速0.2m/sの風速が必要と言う事は設備設計者であればよくご存じかと思います。
そして喫煙室の換気風量を満たすような大きい風量の換気を行う場合は、喫煙室の空調負荷を少しでも低減させるために他の空調室からドアガラリなどでOAを取り込み3種換気とすることも多いかと思います。
ただ、意匠性の高い空間に面して喫煙室扉が設けられるレイアウトの場合は、意匠設計者からドアガラリを付けることを避けたいと言われることも多いと思います。
その場合、換気はパスダクトにせざるを得ないと思いますが、喫煙室のOAをパスダクトにすると扉全開時でもパスダクトのみから給気されてしまい、扉面で0.2m/sの風速が出なくなる可能性が出てきてしまうと考えられました。
実際は扉を全開にした際の静圧は明らかにパスダクトより小さいと思われるので、結果的に扉面で0.2m/sの風速は確保できるとは思うのですが、担保という考えで言えば、皆さんはこのような時どのように考えるでしょうか?
パスダクトの給気口を扉の近傍に設ける・喫煙室内の排気風量を多めにとる・パスダクトの静圧計算を厳密にする、など色々考えられるとは思いますが、結局最後は出たとこ勝負になってしまうのではと考えてしまいます。
経験談などお持ちの方がいれば書いて頂けると幸いです。
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