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人口減少は出生率の低下で緩やかに進む。
先進医療の進んだ日本では働かない(≒納税が少ない)老人が増えて
社会福祉にお金がかかり。若者に負担がかる構造に移行する。
その若者に喜んで税金を納めてもらうような税制や社会構造を構築しないと
いけない。いまは票田の年寄り向けの政策がよろこばれている。
選挙で若者が政府を動かさないといけない。
人口が減るメリットとデメリットは、変数が多く、簡単に評価できない。
様々なファクターが絡みあって、こちらを立てればこちらが立たない状態になる。
人口がへれば交通機関は維持できなくなり、本数が減り、やがて廃線になる。
映画館、劇場、遊園地は入館者が減り、維持できなくなる。入場料を上げた時の
変数がどのように働くかは想像できない。
国内で自動車を買う人数が減れば販売店の数が減り、自動車関連の税収が減り、
道路が維持できなくなる。交通事故死は減るメリットはある。
家電製品は売れなくなり、経済は大きく見れば衰退していくように見える。
新しい産業を起こさないと税収は減るばかりになる。現在の国債の償還は
難しくなり人口の減った若者がその負担を解消することになる。
現在でも国の収入は農業、工業の収入よりも金融で稼いでいる状況だろう。金融の収入など砂上の楼閣だろう。戦争でもおこればいつ倒れるかわからない。
全てが現在の人口を基準に国策が考えれているのなら酷な環境だろう。
税収が減れば、国防、警察、消防など予算は減っていく。
老人のための予算だけが増えていく。
国内の食糧自給は輸入、輸出を考えない「100%自給」は不可能なので、
人口を自給率の許す数まで減らさないと立ち行かない。
いまの贅沢三昧の消費は許されないだろう。
戦時中の100%自給(食料も石油も鉄も)の時代は餓死者がでる状況だった。
日本の人口適正はせいぜい三千万からすこし上だろう。1億2千万は多すぎる。
そこまで減って、やっとの世界だろうか・・
ながなが書いてしまいました・・
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