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食糧自給率の統計手法は問題ありということは承知しています。
石油や化学肥料、トウモロコシの飼料など関連するフアクターを
どう考慮するかによって数字はどのようにでも操作できます。
政府は都合のよい数字に丸めて危機を煽ったりできます。
でも、戦中、戦後の疑似100%自給の時代は悲惨だった。
甲子園でイモを作っても、イモのツルを食べたり、海岸で拾った海藻を食べても
ひもじかった。これが100%自給の正体でしょう。現在の人口規模で
日本の平野のすくない国土では1億2千万は多い。だから輸入して
食べている。たくさん食物を廃棄できるほど輸入している。
選挙によってこの構造を選んだのも日本人です。いまさら戻れない・・・
食糧、石油、血液製剤、トウモロコシ飼料など100%近い輸入に頼っていることは
いまさら戻れないし現実的ではない。しっぺ返しが起きないように
願うだけでは無力だなあ・・・
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