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ちょっと鉄分が出てきたので(^^;
昔は18きっぱーが大挙して、小田原までの乗車券を買って大垣夜行に乗り、
終点の大垣で恒例の「大垣ダッシュ」で賑わった時代が懐かしいです。
国鉄からJRへ移行しても各社共通で利用できる「青春18きっぷ」も
採算性を考えた夜行列車や赤字路線の廃止、LCCを始めとする格安航空会社、
長距離都市間バスの台頭、それに整備新幹線開通によるJRから並行在来線の
経営分離など様々な要因があってJRから他の交通手段へ比重が動いているのも事実です。
夜行寝台列車が廃止になったのも寝台料金と同等の額や、それ以下で宿泊できる施設が
できたこと、JR各社で停車駅の保安要員や乗務員の確保が難しいこと・・・・・
それよりもJR会社間を跨ぐ際におきる料金の会社間の配分が発生すること。
仮に国鉄からJRへ移行した際に貨物を含めた7分社化せずに一体化させておけば
JR側による都合の廃止事項を減らせたのかもしれません。
青春18きっぷと並んで熟年層カップルを対象にした「フルムーンパス」も
夜行寝台特急で寝ながら移動できるというメリットがありましたが夜行寝台特急の
廃止もあり、2021年の発売をもって、以降発売告知なく事実上廃止となっています。
青春18きっぷも赤字路線による廃止や経営分離による第三セクター化で
線路は繋がっていても、JR単体でみると盲腸線と同じ状態になりオプション券を
追加購入しなければならない状態になっていますし、指定席があれば幾らかの見込みは
できますが、普通・快速自由席の利用で車内検札もほぼない状態で使用済きっぷの回収率も
低いですので、会社間の料金配分は利用者アンケートを元に各社比率を出しているので、
その時間と労力がJR自体で見合っているのか?まして上に書いた通り路線のぶつ切り状態に
なってしまっている現在において「青春18きっぷ」発売にJR旅客6社が合意できるのか?
はたまた、ひっそりと「サイレント廃止」されるのか?
昭和50年代に「からまつ・はたやま・山陰・ながさき」など、寝台車を連結した
夜行普通列車が走っていましたが、これが長距離都市間バス並の料金で利用でき、
かつ運行に必要な人員が確保できるのであれば違った趣があるのでは?と感じます。
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