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こんにちは。
例えば、イギリスやアメリカでは、発注者がBIMに前向きだと言われています。
前向きということは、BIMのメリット、つまりオカネが儲かることを理解しているということです。
メリットがあるなら、ある程度は費用を負担することもできるわけです。
・設計事務所側に負担が大きくなるがその費用がない
↑これは、日本の発注者がメリットを理解しておらず、そのために費用を出さないためです。
施工ではメリットがあるので、自前で費用を負担しています。
でも、これは、施工者がBIMでメリットを得られるように、何年も努力した結果です。
設計者も、設計者がBIMでメリットを得られるように、何年も努力しなければならないかもしれません。
例えば、
・設備設計のオペレーターに施工、納まりを考え書くのは難しい
↑BIMによる可視化で改善できるかもしれません。あるいは、
・改修工事では使えない
↑BIMとは直接関係ありませんが、現調に点群を使えば改善できるかもしれません。
実際に、施工より設計のほうが、メリットを見い出すのが難しいかもしれませんが、誰かがやってくれるわけではありません。
ゼネコンや設備サブコンのBIM担当者は、何年も評価されずに努力してきたのだと思います。
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