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私は大規模物件を何回か手掛けてましたが、BIMは絶対に必要です。
共通ルール化すれば、一箇所に集まる全体会議が1/4ぐらいに激減して、普段はタブレットでBIM360併用でテレビ会議ですむかなと。
工事期間と材料費は変わらないけど、キックオフから完了検査までの期間は確実に減るので、移動する時間と人件費がかなり減るかと。
ゼネコン設計部だと1人8物件持って実質3件ぐらい同時に動いてるけど、会議だなんだと移動する時間が減ればプラス1件抱える余裕ができるのかと。
複雑に波及効果があるのでゼネコンはかなり力を入れてます。
ちなみに大手サブコンも設計部を昔から持ってるところと最近できたところとあるんですが、例えば高砂さんとか新菱冷熱さんはRevit導入して最先端いってますよ(現場は若干タイムラグ感ありますけど)。
Revitは設計図と施工図は別物じゃないんですよ、同じテンプレート(図面)です、シングルかダブルかは見え方の設定ができますので、設計図=施工図のため3Dで最初から書きます。
うちのような会社は、と表現されてますがBIMの最大のメリットはお客さんが視覚的に理解しやすいことなんです。
設計会社目線思考のままではBIMは進まないのは当然です。
どこに何の設備機器がついていると視覚化されるので、金銭面も透明化に繋がりますから信頼感も得られます。
お客さんがBIMの絵に見慣れてしまうと、二次元の図面だけの会社は選ばれないっていうことなんです。
特にいくつも物件を持つビル賃貸業のお客だったらハートつかんだら絶対に離してくれないと思うので(笑)
電気については空調衛生のモデリングの際に機器だけプロットすればいいのかなと思ってます。
少人数の会社さんでも進んでるところはかなり進んでるためホームページや業界情報サイトなどで記事になり大々的に宣伝してますので、どういう風に進めていってますかと質問してみるのも悪くないと思います。
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