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先日、このHPで報告された、国交省の「建設キャリアアップシステム(CCUS)におけるレベル別年収の公表」※で、建築工事関係の職人さん達の労務単価が発表されていた。
設備関係の工事の労務単価のレベルは低く、「電気工事」、「配管」、「ダクト」、「保温保冷」が最下位集団となっている。建築関連では、「タイル張り」がレベルに応じて「ダクト」と最下位争いをしている。
僕の最初の現場(昭和40年6月竣工)では、ダクト屋の職人が大きい顔をしていたのを覚えている。当時と比べダクト工事の比率も小さくなり、ダクトも現場製作でなく工場製作となっては、工賃が下がるのはやむを得ないであろう。
しかし、全体的に設備関係の工事職人の労務単価が低いのは問題である。
やはり請け負い関係がバリヤーになっているのであろう。
※https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001614727.pdf
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