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定年して、ゆうゆう暮らしています。
記事を投稿したあと読みなおすと、技術的な間違いはないと思いますが、
誤字やミスタイプがあり、冷や汗ものです。
技術革新が進み、材料や機器の性能が上がり、電気工事や盤の業界も進歩しました。
しかし、物理法則は変わりません。電線の温度への耐性も大きくは
変わりません。よって基礎的なこと、根本的なことを押さえておけば、
この業界で生きていくうえで自分を助けてくれるでしょう。
私が思うには基礎的なことのうちには、
@電線の被覆は高温に弱い。60℃を超えてはいけない。
A機器の本来の目的は何かを押さえる。過電流継電器、MCCB,ELCBなどの
性能は何を求めているかを考える。
B負荷はほとんどが電動機です。電動機の起動特性を理解する。
起動特性を理解すれば関連機器の性能が理解できる。
C電気に関する物理法則を理解する。この施工は物理的に正しいか考える。
物理法則にはだれも逆らえない。お金でも解決しない。
ローマ法王でも従わねばならない。
D関連法規や業界の規格、技術基準をを熟知する。
仕事は、納期、金額、出来栄えの三要素を考える。
納期に間に合わなければ設備として用をなさない。遅い仕事なら誰でもできる。
予算に入らなければ仕事として食っていけない。
出来栄えが悪ければ次から仕事がこない。
このようなことを半世紀の仕事で感じました。
いくら技術が進み、コンピュータに支援されたとしても、
経験は自分で仕事をこなさないとえられません。
その疑似体験を先輩の失敗談やアドバイスから身につけましょう。
ジジイがくどくど書いてごめんなさいね。読み飛ばしてください。
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