|
50,000m3/hで、800×1200のダクトの場合は、風速=50,000/(0.8×1.2×3,600)≒14.47m/s、動圧=14.47×14.47×1.2/2≒125.6Paとなります。
全圧基準でダクト圧力損失を算定した場合は、動圧125.6Paを減じた値が送風機の必要静圧となります。
400Paが全圧損失だとすると、静圧損失=400−125.6=274.4Paとなります。
送風機静圧としては、10%の余裕をとって、274.7×1.1≒302Pa以上で選定するのが一般的です。
吐出ダクトの摩擦損失が2Pa/mのようですが、低圧ダクトの推奨摩擦損失1〜1.5Pa/mより大きいですが、納まり優先と言う事でしょうか?
風速も15m/s程度になっているので、低圧ダクトの仕様上は可能ですが、ダクト内騒音等を考慮すると一般室では10m/s以下で選定するのが一般的です。(主ダクトは10m/sまで大丈夫ですが、枝ダクトなどはより低い風速で選定するのが一般的です)
全圧損失が400Paと言う事なので、ダクト長がそれほど長くなく、曲がりもそれほど多くないと言う事でしょうか?
|
|
|