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喫煙室の扉が開いたときに、喫煙室から扉経由で煙が漏れることを防ぐ目的でできた基準です。風速0.2m/sあれば煙が風に逆らって漏れることは無いので0.2m/sと決められました。よって換気量は扉の大きさ×0.2m/sで決まります。部屋の大きさは関係ありません。投稿者様のおっしゃるとおり、扉一枚あたりおおよそ1200m3/hの換気量が必要になります。
喫煙室は3種換気で計画します。扉が開いているときは扉経由で喫煙室に隣室から1200m3/hが流入させます。扉が閉まっているときは喫煙室と隣室間に設けたガラリ経由で1200m3/hを喫煙室に流入させます。このガラリってのがポイントで扉を開けたときには扉からのみ流入させ、ガラリ側からは流入させない程度の圧損を与える開口率を選定することが必要です。1.0m/s程度の風速になるガラリを使うと良いと思います。
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