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元の内容ですが一般的な説明です。
前提として 冷凍機2台で50%づつの能力でポンプも50%,送水温度7℃とします。
増段は空調負荷が1台分の能力を超えた場合、又は(制御機器による)送水温度を保てない場合(例えば送水温度10℃継続した場合)に起こります。
ポンプが圧力を加えているので、空調負荷の2方弁が開くと開度に応じた冷水が循環します。ポンプには定格流量がありこれを超えると増段となります。(基本的に熱量制御も同じで冷凍機の定格を超えたら増段します。)
増段直前は圧力確保の為バイパス弁が閉となり、空調負荷51%以上分(ポンプ定格を超えた)の冷水を送水します。この時に、冷凍機が増段しますが空調負荷では51-55%で、ポンプ能力は2台分100%となり約40%分の水の経路が無い状態となります。
この分は圧力上昇となりバイパス弁が開いて水の経路を確保します。
増段⇒圧力上昇⇒バイパス弁開⇒圧力安定 この間30-60秒ぐらいです。
バイパス弁が開くまでの間は、約60%流量を2台の冷凍機(ポンプ)で案分するのですが、配管抵抗の少ない側のポンプに水が多く流れて、20%:40% のように片側が流量不足をおこします 。
30-60秒でバイパス弁に動作で配管経路が確保されてポンプ水量が50%に復帰します。
警報待ち時間を延ばせるか確認したのはこのためです。
で対策ですが
・制御側で増段直前にバイパス弁を強制的に開ける 。
( 増段直前 ⇒ バイパス弁開 ⇒ 増段 ⇒ バイパス弁自動 )
・増段のタイミングを遅らせて空調負荷60%で増段させる。
⇒ 流量増 = ポンプモータ電流増 なので モータと保護用のサーマルが大丈夫か
確認する。
・でも冷凍機本体の警報待ち時間の伸ばすのが一番簡単。
・減水警報を作り出しているフロースイッチを再調整して流量が減っても警報が出にくくする。
急いで書きました。
誤字脱字はすみません。
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