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概略ですが(夏季の場合)
1.吹出口状態点を求める。
目標室内状態点からSHF線を引きコイル出口(90-95%RH)との交点を決める。
2.吹出温度差から給気量を求める。Q=顕熱q/(0.33xΔt) 単位に注意
3.強制排気量と2.で求めた給気量を比較。
3-a.給気量が多い場合、その給気量でエアコン送風量を決定。
外気状態点と吹出状態点(コイル出口)の比エンタルピ差と同風量で
エアコン能力を計算する。全熱q=0.33xQxΔh
強制排気量と給気量の差は排気に上乗せすること。
3-b.強制排気量が多い場合、エアコン送風量を排気量に合わせる。
エアコン能力は3-aで求めた値に上乗せが必要。
排気量と2.の給気量との風量差分に対して、目標室内状態点と外気状態点から
全熱エンタルピ計算すれば上乗せ能力が求まる。
エアコンは3-aの室内負荷系統と、上乗せ系統に分けた方が管理し易いかもです。
4.その他
湿度成行きとの条件なので上記の様な考えでいけると思います。
エアコンはインバーター制御必須。
しかし外気34℃から10℃付近までワンパスで処理できる諸条件が合致する
汎用外気処理エアコンがあるか甚だ疑問です。
特注で直膨式空冷全外気AHUを注文出来れば問題ないのでしょうが。
無ければ外気処理機+ダクト型室内機か、
バイパスダクト(外調機を出た給気の一部を吸込み側に戻す)組むかになるかと。
何れにせよ空調機メーカーと設計相談されて下さい。
以上
追伸:気が向いたので回答しましたが普段あまりこの掲示板をみてません。
今後なにかを聞かれても返事しない可能性が高いことご了承下さい。
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