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右下の書き込みが意味するのは、パイプ長さ20mの抵抗曲線(抵抗曲線なので、風量が増えると抵抗が増えます)で当該機種の運転曲線が交差する点は、弱運転(24時間換気と記載されている曲線)で60m3/h(18Pa)、強運転(50Hzの場合は点線)で120m3/h(52Pa)と言う事です。
弱運転と、強運転ではファンの回転数が違いますから、動作点が違います。
ファンとしては、運転曲線は右肩下がりですから、風量が増えると静圧は下がります。
ダクト系の抵抗は、風量が増えると必要静圧が上がる右肩上がりです。
したがって、運転曲線と抵抗曲線の交点があり、そこが運転点となります。
同一ダクト系では、風量が上がると抵抗が増えるので、必要静圧は大きくなります。
送風機の場合は、風量が上がると静圧が下がります。
説明されている送風機では、弱運転と強運転が切り替えられるので、運転曲線が二つあるので、動作点がそれぞれ存在する事になります。
同一のファンでも回転数が異なるので、ファンの風量と静圧の組み合わせも2種類ある事になります。
運転状態が異なる場合は、送風量と静圧の組み合わせが違っていても矛盾しません。
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