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私ももう還暦をとうに過ぎて現場には暫く出ていませんが、昭和58年から監督と言う立場ながらスリーブインサートの墨出しを25年くらいは、墨出しが出来る雑工がいないと、自分でしていました。スリーブインサート図でSRC造なら梁面からの寸法、S造なら梁芯からの寸法を入れてました。鉄骨芯はスタットが立つのでここから追えば大きなずれはないと思います。鉄骨は20や30mmはズレるのでコン打ちが終わって、床墨が出て位置確認すると鉄骨から追ったスリーブのズレに随分腹を立てました。S造で帰り墨が出るのは我々が必要とする時期より随分と後の場合が多いですよね。頭来ちゃいます。
インサート入れの時点で天伏が未定で、シンプルな波形デッキで、後施工の吊金物でデッキからつれない場合、必殺裏技豆まき工法というのもしたこともあります。デッキ上で目星を付けてインサートをばらばらっとまいて落ちたとこにデッキ穴明けしてそこに入れるやり方です。吊金物が余計必要になるので業者には不評でした。
現場では今も設備屋は理不尽が多いのでしょうね。頑張ってください!
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