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外気負荷はエネルギー量なのでJで良いのですが、実用上はWとするほうが都合が良いのでWになる計算式「0.33×風量m3/h×比エンタルピー差(kj/kg)×=外気負荷(W)」が便利に使われています。
計算式の単位を正しく置けばWになることが分かっていただけると思います。
・風量をA、比エンタルピー差を凾とします。するとコメ主様の計算式は
0.33×A(m3/h)×凾(kJ/kg)=0.33・A・凾((m3・kJ)/(h・kg))となります。
ここで0.33は「風量を質量として扱うための空気の密度:1.2m3/kg」と「JをWhとして扱うための1WあたりのkJ:3.6kJ/Wh」を割り算した結果の係数ですので、先程の計算式の0.33は次の単位を持つことになります。
0.33=1.2(kg/m3)÷3.6(kJ/Wh)=0.33((kg・Wh)/(m3・kJ))
コメ主様の計算式の0.33のとこに単位を入れると、
0.33((kg・Wh)/(m3・kJ))×A(m3/h)×凾(kJ/kg)=0.33・A・凾(W)
となります。
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