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負荷に対しての風量の算出について考えてみました。
風量の算出についてエンタルピ-差で算出するか温度差で算出するかということについて
考えてみました。参考書では顕熱負荷に対して温度差を持ち出で風量を算出しています。これはなぜ全熱負荷とエンタルピ-差からではないのかを考えました。
SHFの算出には外気負荷を含んでいないので、これと似たような理由があるのではないかと考えました。空調負荷計算による負荷、つまり全熱負荷を顕熱負荷と潜熱負荷にわけて考えてみました。温度変化は空気線図的には平行で文字どうり顕熱のみの変化、これを風量という媒体を利用して、この空気にエネルギ-を与えて負荷を調整しているわけですので、顕熱負荷は風量で調整する そして空気線図的には縦方向の潜熱は、これはコイル自体で調整をおこなうのではないかと思いますので風量は無関係。なので、機器の風量算出についてはあくまで顕熱負荷と温度差にて算出すべきではないでしょうか。
ちなみに、この顕熱負荷に潜熱負荷を足してから全熱負荷をもとめ、それがコイル負荷=空調機の負荷であるのはいうまでもありません。
なので改修工事などで俊工時の負荷計算所が手元にない場合は、設置してある空調機の能力から予想するしかありませんが、空調機の風量がどのくらいであるかを算出でもとめる場合は、機器能力から外気負荷分を引いてから、屋内屋外の設計温度差から機器風量を算出すべきではないでしょうか。
このとき外気処理機が設けてあるのでれば、空調機の能力をそのまま利用してよいと思います。 なので 質問時14kwの負荷で風量を計算しましたが、本来は14kw-外気負荷の能力値を利用すべきだったかと思います。
外気負荷の予想は部屋に設置してある排気ファン風量と内外設計温度差から算出できるかと思います。 以上のような考えでよいでしょうか。
にしても、これらの空調機器や外気処理機の風量計算値とメーカ-カタログの記載風量値が一致することはほとんどなく、これについてどう考えるべきか、どう対処するべきか、ご教示いただけませんでしょうか。
先ほどの計算値の風量より多い風量の機器を設置したときにどうなるかの質問ですが、外気と吹出風量の混合比がおなじである以上、湿度的な変化はおこらないように考えます。風量が増えた分、排気ファンの風量や外気取り入れ量が増えるはずだから混合比はいつも同じとなるのではないかと思います。(パッケ-ジエアコンでの話です、ユニット空調機ならそもそも風量はぴったりにできますから)
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