|
1、一般エアーとの事ですが、使用時に周囲と比べ圧力や温度が高い・低いなどの
条件が付加される場合、特に樹脂管を使用するなら、圧力に耐えられるか、
伸縮で破損しないか、検証が必要と思われます。
これは接合部のシールも含めての話です。
余談ですが、医療ガスだと清浄度や取扱の間違いによる事故防止を考慮して、
確かJIS T 7101で定める被覆銅管を用いていたと記憶しています。
(埋設部はカルバート、ヒューム管やコンクリート根巻きなどで保護)
2、テクノ菱和が編集した「失敗から学ぶ設備工事」という書籍で、
ヒントに出来そうなトラブル事例が紹介されています。
・給湯管と並行させて直埋めしている給水管から、35℃程度の湯が出るように
なってしまった。(離隔をとっても、地盤を通して熱が伝わる)
・エア配管を白ガス管で施工した現場において、ブロー時に白い粉が噴出した。
(結露水により、内部のメッキ面が化学変化したのがキッカケ)
3、一般的な話として、配管の埋設深さや電食、建築物や地盤の変位、
結露水の凍結、それにカルバートへ入れる場合はカルバートへ侵入した
雨水が凍結して、配管が押しつぶされることはないか?なども気になります。
埋設深さや電食は国交省の監理指針、建築物や地盤の変位は
国交省の標準図(何れも機械編)に考え方が記載されていますので、
必要なら確認してみて下さい。
(さすがに量が多すぎて、ここには書ききれない)
なお電気の話になりますが、埋設深さの過去ログを参考に提示しておきます。
参考:https://www.setsubi-forum.jp/cgi-bin/c-board/data/design/log/tree_3531.htm
テクノ菱和の書籍は、エア配管のグレード選定のポイントも掲載されていますし、
他にも色々とテクニックが掲載されていますので、入手されては如何でしょうか?
|
|
|