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「 響 」さんの大変参考になる回答に追加するのも失礼ですが、設備トラブルに関心があるものとして追加のコメントを述べます。
1.法規チェックのうちの、「騒音関係」。
騒音トラブルの殆どは、騒音規制法以下の騒音レベルで発生します。
小生の経験では暗騒音+5dbで音は識別できます。暗騒音+10dbでは完全にトラブルになります。特に電気のトランスは低周波ですのでクレームは多くなります。
騒音規制法の最低値は低いところもあるでしょうが概ね40dbです。
建設地が不明ですが、市街地でも裏通りに入ると、暗騒音が30db以下になります。
敷地境界での夜間(24時以降)の暗騒音を測定して下さい。そのうえで、特高電気室の騒音を測定し比較して下さい。騒音測定はdbだけでなく、周波数分析できるもので行い、付き合いのあるゼネコンの技術研究所の音響専門家の意見を聞いて下さい。
4.天候・地域
積雪よりも怖いのは集中豪雨です。敷地のレベルは周辺から高いですか低いですか?
今迄に浸水トラブルが無くても、万が一は考慮しておく必要があります。
基礎のレベルを上げておく程度で対応できれば結構です。
5.セキュリティ
可能性は限りなく低くても、火炎瓶を投げ入れられたり、ガソリンをまいて火を付けられるなどの可能性がゼロではありません。
結論としては、音のトラブル防止とセキュリティの問題を指摘して、専用の建屋を建設してもらう事をお勧めします。
小生の空調設備工事会社での現役時代に、上司から貰った一番役に立った言葉は、某新築工事現場で「君たちは技術の事では、不動産会社・設計事務所やゼネコンと喧嘩しても構わないからね」でした。(「僕は喧嘩するわけにはいかないからね」が追加されましたが。)
建屋にすればすべて解決ではないでしょうが、最善の対応と言えます。
工事費のアップについては、保険料と考えていただき、再度事業者側を説得することをお勧めします。
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