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2は、外気潜熱負荷を完全に処理する為の条件です。(絶対湿度を室内条件に合わせているので、室内空気と混合しても、絶対湿度の変化はありません)
3は、吹出空気が室内条件に到達する為の条件です。(室内の顕熱負荷により再熱され、室内乾球温度に到達します)
室内環境の変化の少なさでは、3が一番優れています。
2は、3より室内顕熱負荷による再熱量は減りますが、室内パッケージによる処理なので、問題は無いでしょう。
SHFは吹出空気の室内での状態変化線です。
条件があてはまらないという事では無く、吹出口周辺がどのような状態であれば良いかの考え方で決まります。
室内の居住域から離れた場所で給気するのであれば、乾球温度だけ室内条件に合わせれば問題無いと言えます。
居住域の中心に給気するのであれば、2又は3を選んだ方が居住域の環境変化は少ないでしょう。
設計の考え方次第ですよ。
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