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吹出状態点と室内条件点の比エンタルピー差から算出した室内全熱負荷を計算したところ、室内全熱能力=14,400m3/h×1.2×(52ー40)÷3,600s/h=57.6kW<60kWとなります。
風量を15,000m3にすれば、15,000m3/h×1.2×(52ー40)÷3,600s/h=60kWとなります。
つまり、吹出状態点の作図が間違っている可能性があります。
室内状態点を26℃DB、50%RHとすると、比エンタルピー=52.9kJ/kgとなります。
この点からSHF=0.8の状態線と吹出温度差=10℃の交点を吹出状態点とすると、比エンタルピー=40.1となります。
この条件で室内全熱能力を計算すると、14,400m3/h×1.2×(52.9ー40.1)÷3,600s/h=61.44kW>60kWとなります。
この場合の冷却コイル能力=14,400m3/h×1.2×(60ー40.1)÷3,600s/h=95.52kW≒96kWとなります。
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