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>地下で接続されていれば、最高位の補給水槽から重力により常に立管には水が充填されるため屋上でのバイパスは必要ないと考えております。
>消防と相談したところ「水が充填されるならば屋上バイパスは不要」との回答
(バイパスという表現は好ましくないです。
連結送水管のシステム上必要な配管なので横走り管としますね)
以上の条件から以下の@・Aについて回答します。
@ 必ずしも「上も下も横走り管を施工してループするような配管ルート」は必要ないです。
3本の立ち上がり管の内、上では1本の立ち上がり管だけ高架補給水槽に接続して他の2本は放水口でエンド(末端最高位)
下は横走り管で3本とも接続している事例は客先で良く見かけます。
いずれにせよ「消防隊がポンプ車を送水口に接続して任意の放水口から放水が出来るように施工」するのが前提となります。
A 寒冷地で指定された消防行政単位(自治体単位ではないです)以外の連結送水管の配管は、原則「湿式」です。
なので配管は「常時充水」されていなくてはいけません。
上記@の、高架補給水槽に直接接続されていない2本の立ち上がり管も例外なく末端最高位の放水口バルブまで水が来ていることが重要になります。
ご希望の施工方法ならパスカルの原理でバルブまで水が来るはずなので問題はないかと思います。
参考になりましたでしょうか?
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