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エアの使用場所の必要圧力(エアツールの場合は0.7MPa程度です)より、配管の許容圧力損失を求めて、配管の基準圧力損失を決定し、配管サイズを選定する事になります。
エアツールで0.7MPaが必要ならば、コンプレッサー吐出圧より、許容圧力損失は0.8-0.7=0.1MPa、ループ配管なので、末端までは配管長の1/2として、260/2=130m、接手率0.5として、0.1/(130×(1+0.5))=0.1/195≒0.0005MPa/m→0.5kPa/mとなります。
2.56m3/minで65Aの場合、圧力損失は0.21kPa/m<0.5kPa/mとなります。
一般的には、空気配管の許容圧力損失は0.02MPaで設定し、コンプレッサーの必要圧力をさげます。
この場合は、80Aで、圧力損失が0.166MPa<0.02MPaとなります。
設計では、与条件が違う(使用場所の必要圧力など)可能性がありますから、与条件を設計に確認した方が良いでしょう。
以下のリンクで圧力損失の計算ツールが提供されています。
https://toolbox.tlv.com/ja/calculator/air-pipe-sizing-pressure-loss.php
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