Page 1007 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼異常警報は悩ましい stein 06/8/27(日) 8:35 ┣Re:異常警報は悩ましい 北品川庄司 06/8/27(日) 10:50 ┃ ┗Re:異常警報は悩ましい stein 06/8/27(日) 11:07 ┗Re:異常警報は悩ましい こてつ 06/8/28(月) 13:25 ┗Re:異常警報は悩ましい stein 06/9/1(金) 16:27 ┗Re:異常警報は悩ましい こてつ 06/9/1(金) 17:46 ┗Re:異常警報は悩ましい stein 06/9/2(土) 14:42 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 異常警報は悩ましい ■名前 : stein ■日付 : 06/8/27(日) 8:35 -------------------------------------------------------------------------
元工場設備屋です。 工場では自動化が進み、 中央監視計器盤で殆どの設備の運転状態をモニタリングし、 設備によっては、遠隔操作できるるようにもなっています。 問題は異常警報です。 設備保護のための自動停止警報などは、設備が止まるので問題にはなりません。 そこまで行かない、例えばある設備の温度が上限設定値を超えた場合 異常警報(赤ランプ点滅、フリッカーブザー)を出すようにします。 この警報は、条件がクリアされない限りリセットできないようにしておきます。 大げさな仕掛けですが、異常警報はあくまで作業者の改善処置を要求します。 ところが、たまにですが異常警報が出ても生産に支障のない場合が出てきます。 設備特性や制御精度などがこの原因ですが、うまく回避できないこともあります。 作業者がこれを拡大解釈してしてしまうと、警報を「警報」と思わなくなり、 「また鳴ってるな」と静観したり、「うるさい、何とかしろ」と苦情が出ます。 安全上、問題の多い状態になってしまいます。実に悩ましい問題です。 皆さんはこんな問題にどう対応していますか。 |
>皆さんはこんな問題にどう対応していますか。 警報ブザーの線を切る! バカかオマエ! 普通そう言われますよね 警報ブザーではないのですが、昔居た会社に 警報灯の球を外すヤツがおりました 呆れて言葉が出なかったのを思い出しました。 メンテナンスの逆襲にカブりますが こういうヤツラがメンテナンスをやっているという事実があるのが 怖いやら情けないやら・・。 |
>警報ブザーの線を切る! > >バカかオマエ! >普通そう言われますよね >警報ブザーではないのですが、昔居た会社に >警報灯の球を外すヤツがおりました >呆れて言葉が出なかったのを思い出しました。 早速レスをいただき恐縮です。 思い出しました。 頭の良い作業者がいて、リセットボタンをテープで押した状態にしていましたね。 赤いランプは点滅していますが、ブザーは鳴りません。 オオーと感心しましたね、その時は。 |
警報表示(アラーム)と注意表示(ワーニング)を厳密に区分すればよいのでは ないでしょうか。 アラーム:異常発生時に対処することが必要なもの ワーニング:異常が発生しているが、早急な対処の必要がないもの 更に、アラームでも緊急性を要するもの、比較的時間の余裕があるものに2区分 する場合もあります。 これらを分類して、周知徹底すれば、「警報を警報と思わなくなるという安全上 問題のある状態」は回避できると思います。 |
>警報表示(アラーム)と注意表示(ワーニング)を厳密に区分すればよいのでは >ないでしょうか。 >アラーム:異常発生時に対処することが必要なもの >ワーニング:異常が発生しているが、早急な対処の必要がないもの レスありがとうございます。 当然、区分けをして計装を組むのですが、実際に運用してみると色々問題が起きます。 スレに書きましたように、設備保護や溢れ液面警報等は問題にならないのですが、 生産工程の品質管理に関係する警報は曲者で、 その発生頻度、措置の可能性、製品品質振れ等を勘案して最終的にどうするか決めます。 これが案外手数がかかります。そして悩ましい問題でした。 前に、アラームを組み合わせて警報レベル表示をしようとしましたが 余計にややこしくなったので止めました。 最近は、計器盤でなく、大型CRT?に様々な情報を細かく表示したり 音声アラームを使ってタイムリーに判りやすい警報を出すことができます。 最新の音声アラームは知りませんが、私がやっていた頃は 工場で一番声の通る女の子に音声を吹き込んでもらって使いました。 意外と好評でしたね。 |
こんにちわ。遅い夏休み(?)どうでした。 論点が2つありますね。 1つは警報の区分けそのものの問題。 これは工場設備の門外漢にはコメントはできません。 2つめは警報表示方法の問題。 一例ですが、 ・赤色表示灯点灯(フリッカー)+ブザー ・白色表示灯点灯(フリッカー)+ブザー ・白色表示灯点灯(フリッカー)、ブザーなし ・白色表示灯点灯(フリッカー、ブザーなし) で4区分できます。上から緊急性が高い順です。 橙色表示灯を使えば更に2区分増えます。(故障表示を白色とするか橙色とするかは どちらかに統一されているかもしれませんので使えないかもしれませんが) 音声は高額なので設計で使ったことはありません。 |
私は電気屋さんではありませんが、 新しい物好きなので、警報ブザーも色々試してみました。 警報の種類でブザーの音色を変えると、盤を見なくても内容が理解できるので便利でした。 作業者はこれにすぐ順応しましたね。人間の能力はすごいなと思いました。 警報ランプ切れで困ったこともありました。 最近は、すべてがデジタル化され、CRT表示になって 今まで工夫したことが、簡単にできるようになりました。 設備屋が手をつけることができる領域や可能性は広く、大きくなっています。 いい時代ですね。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━