Page 1114 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼自分が変わる瞬間 鉄人60号 07/1/14(日) 11:03 ┣Re:自分が変わる瞬間 鉄人60号 07/1/15(月) 9:59 ┣Re:自分が変わる瞬間 thor 07/1/16(火) 23:24 ┃ ┗Re:仕事に対する不安は 鉄人60号 07/1/18(木) 11:09 ┣Re:自分が変わる瞬間 おっちゃん 07/1/18(木) 22:28 ┃ ┗Re:自分が変わる瞬間 鉄人60号 07/1/19(金) 10:00 ┗Re:自分が変わる瞬間 鉄人60号 07/1/23(火) 11:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 自分が変わる瞬間 ■名前 : 鉄人60号 ■日付 : 07/1/14(日) 11:03 -------------------------------------------------------------------------
元工場設備屋です。 世の中は連続的に変化していると思われ勝ちですが、実際はそうでないようです。 ミクロな世界は、 不連続な量子的振舞いが支配する世界ですし、生物進化も突然変異種がその担い手です。 マクロな人間世界でも、 天才(狂人)の出現や、大きな発明発見によって予想もつかない方向に変化し動きます。 自分自身についても、突然変わる瞬間がありますね。2つ経験しています。 ひとつは、子供(青年含む)から大人に変わる瞬間です。 私の場合は、若者の悪戯の現場を目撃して、急に自分が大人だと認識しました。 その瞬間、今まで同類だと思っていた若者は子供に見えました。実に劇的でした。 もうひとつは、仕事に対する姿勢です。 工場で働くようになってから、かなりの緊張感を持って仕事に向かっていました。 家にいても、工場から設備不具合等による呼び出しが時々ありましたから 或る意味、24時間、緊張していました。 しかし、40代半ばになった或る時を境に、緊張感から開放されました。 意識的にそうしたわけではないのですが、そうなりました。 本当に楽になりました。 皆さんは自分が変わった瞬間を覚えていますか・・・ |
>工場で働くようになってから、かなりの緊張感を持って仕事に向かっていました。 >家にいても、工場から設備不具合等による呼び出しが時々ありましたから >或る意味、24時間、緊張していました。 >しかし、40代半ばになった或る時を境に、緊張感から開放されました。 >意識的にそうしたわけではないのですが、そうなりました。 >本当に楽になりました。 拙スレの舌足らず部分を補足します。 仕事の緊張感から開放されたというのは、 仕事に対する緊張感が皆無になったというのではありません。 無駄な力が抜けた、自然体で仕事ができるようになったということです。 結局、 自分本来のペースで仕事が出来るようになるまで約20年を要したことになります。 私は不器用ですからこんなに長く時間が掛かってしまったのですが もっともっと短い方もいるのでしょうね・・・ |
>皆さんは自分が変わった瞬間を覚えていますか・・・ 残念ながら変わった瞬間というのは覚えてません。 ふと気が付くと「前はこんな考え方しなかったな」と思うことはあります。 >仕事の緊張感から開放されたというのは、 >仕事に対する緊張感が皆無になったというのではありません。 >無駄な力が抜けた、自然体で仕事ができるようになったということです。 >結局、 >自分本来のペースで仕事が出来るようになるまで約20年を要したことになります。 >私は不器用ですからこんなに長く時間が掛かってしまったのですが >もっともっと短い方もいるのでしょうね・・・ これが「不惑」という境地でしょうか。 孔子でも「志学」から「不惑」まで25年かかっています。長く時間が掛かったとは思えませんよ。 私は中身が伴わず歳だけ「而立」となってしまったので大変焦っております。 |
>これが「不惑」という境地でしょうか。 一言で言えば、こういう表現になるのでしょうか。 しかし、なるほどと納得・得心できる人は少ないでしょうね。 冗長にいきましょう。 設備屋さんの仕事に対する緊張感や不安はいつも付きまといます。 原因は人によって違うでしょうが、 私の場合は、仕事に不明な部分が多いともうだめです。 例えば、資格試験は、何度受けても緊張します。問題を想定できませんから。 しかし、 設備の試運転などは、回を重ねると緊張感もだんだん少なくなってきます。 おおよそ起こりうるトラブルは想定できるようになりますからね。 私の少ない経験から言えば、 仕事に対する余分な緊張感や不安は 仕事から逃げずに、逆に積極的に向かっていく姿勢で、ともかく場数を踏めば いつの間にか消え去るもの、そんな風に感じました。 設備屋さんの毎日のちょっとした心の機微は、どんなものにも書かれていません。 このような良心的なサイトに書き込むのも 自分そして若い設備屋さんには意義のあることではないでしょうか。 皆さん、どんどん書き込みましょう。 |
>ひとつは、子供(青年含む)から大人に変わる瞬間です。 私自身も3年前、息子の目の病気が発覚したときですね、 父親として何をすべきか・・・と劇的に変わりましたね。 その時の心境の変化は間違っていなかったと、今でも思っています。 そして仕事に対しても、ただがむしゃらに行っていたのが 「家族が居るから、今こうやって仕事ができるんだ!」という発想の転換がありました。 がむしゃらにやりすぎて、緊張状態の連続で身体を壊してばかりいたのですが、 何か身体の中から目に見えない重圧感から解放された感があります。 今ではプレッシャーを楽しみつつ仕事に立ち向かえる姿勢になっています。 不思議ですよね? |
体験のご紹介、ありがとうございます。 自分が働く意味や目的が 抽象的ではなく、具体的な形ではっきり見えてくるようになると 人は強い人間に変わることが出来るのでしょうね。 納得できます。 自分の自己実現?のために働くことは勿論ですが、 それだけでは何か空しい、人として安心していられない、あるいは満足できない。 愛する家族、愛しい子供達のために頑張る、 これがきっと人間の本来の自然な姿なのでしょう。 若い方には、高尚な夢物語に思えるかもしれませんが ちょっとした何かのきっかけで、 皆さんも、自分のスタイルで、それぞれ体験することになると思いますね。 |
「自分探し」という流行言葉があります。 若い人には魅力的な言葉のようですが、私には良く分りません。 「自分探し」ということは、「固定した自分」がある事が前提でしょう。 しかし、 固定した自分などというものがあるのでしょうか。 前に何度も書きましたが、「自分」は日々少しずつ変化しています。 生活、仕事、会話を通して間違いなく日々少しずつ変化しています。 「今日の自分は、昨日の自分にあらず」です。 私は60歳ですが、 それでも、1年前の自分に比べれば今の自分は間違いなく変化しています。 若い人であれば、一年も経てば別人のようになっている方もいるかも知れません。 三浦展著、「仕事をしなければ、自分は見つからない。−フリーター世代の生きる道」 という本があるようです。その中に 「自分を探すな、仕事を探せ」と、著者は訴えているようです。 共感できる意見に出会うと嬉しくなりますね・・・ |
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