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 ▼硬質塩ビ管の環境ホルモンについて  つなぎの水道屋 07/7/26(木) 18:59
   ┣Re:硬質塩ビ管の環境ホルモンについて  みっちゃん 07/7/26(木) 19:14
   ┃  ┗Re:硬質塩ビ管の環境ホルモンについて  つなぎの水道屋 07/7/26(木) 20:08
   ┃     ┗Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  北品川庄司 07/7/28(土) 17:27
   ┃        ┗Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  つなぎの水道屋 07/7/28(土) 18:49
   ┃           ┗Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  北品川庄司 07/7/29(日) 0:29
   ┃              ┗Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  つなぎの水道屋 07/7/29(日) 20:11
   ┣少々真面目な話もよいものでしょう(1)  みっちゃん 07/7/29(日) 14:36
   ┗Re:少々真面目な話もよいものでしょう(2)  みっちゃん 07/7/29(日) 14:42
      ┗Re:少々真面目な話もよいものでしょう(2)  つなぎの水道屋 07/7/29(日) 19:21
         ┣Re:少し(ひとさまの)宣伝ですが  みっちゃん 07/7/30(月) 17:45
         ┃  ┗Re:少し(ひとさまの)宣伝ですが  つなぎの水道屋 07/7/31(火) 19:34
         ┗Re:全部引用ですが【引用】  みっちゃん 07/7/31(火) 13:04

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 ■題名 : 硬質塩ビ管の環境ホルモンについて
 ■名前 : つなぎの水道屋
 ■日付 : 07/7/26(木) 18:59
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    私の施工材料は、HIVP(水)が主材料なのですが。
2つの異なった見解があるようなので、ご存知の方に、ご教授お願いしたいのですが。

一方では
http://www.ppfa.gr.jp/05/image/kankyourisaikuru/panfu/horumon3.pdf

もう一方では
http://www.doukan.org/hormone/index.html

どちらも、私材料の宣伝に取れてしまいます。
実際どうなのでしょうか?
(私、恥ずかしながら単位変換が出来ないです。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:硬質塩ビ管の環境ホルモンについて  ■名前 : みっちゃん  ■日付 : 07/7/26(木) 19:14  -------------------------------------------------------------------------
   > 私の施工材料は、HIVP(水)が主材料なのですが。
>2つの異なった見解があるようなので、ご存知の方に、ご教授お願いしたいのですが。
>どちらも、私材料の宣伝に取れてしまいます。
>実際どうなのでしょうか?
>(私、恥ずかしながら単位変換が出来ないです。)

 貴方が何処に立ってものを云われんとするのですか。

 現在の工学的な話、疫学的な話で考えれば

 目糞、鼻糞の類の話です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:硬質塩ビ管の環境ホルモンについて  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 07/7/26(木) 20:08  -------------------------------------------------------------------------
   > 貴方が何処に立ってものを云われんとするのですか。

最近、お客さんの見ているところで、漏水修理をしていたところ、
「塩ビ管って、環境ホルモンが出るんでしょ?」と聞かれ、
「作業員ですので、詳しい事は、分らないのですが、0ではないと思います。」と答えたため、実際どの様なものかと調べていました所、2つのページにたどり着いたので投稿させていただきました。

> 現在の工学的な話、疫学的な話で考えれば
>
> 目糞、鼻糞の類の話です。

ほぼ、影響の出ない、量なのですね。

返信ありがとう御座いました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  ■名前 : 北品川庄司  ■日付 : 07/7/28(土) 17:27  -------------------------------------------------------------------------
   ホルモンといえば ホルモン焼き!
神奈川にある石田商店
ホルモン焼きがうまいです!
1階は立ち飲みだし・・・。
店員のネェちゃん可愛いし・・。


数値で表すと うげげ! ってな具合のシロモノでも
じゃあ実際、具体的にどのくらいの健康被害、環境破壊に
繋がるのだろうかと考えてもさっぱりわからんちんなものなんでしょう
シックハウスといわれてもワシにはシックリ来ないもんです
そういうレベルの話なんでしょうか・・・?

10年後、20年後それらの影響ってどうなっているのかちょっぴり心配。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 07/7/28(土) 18:49  -------------------------------------------------------------------------
   >1階は立ち飲みだし・・・。

良いですね〜。

>店員のネェちゃん可愛いし・・。

二度目の良いですね〜。

>シックハウスといわれてもワシにはシックリ来ないもんです

最近猛暑で、暑かったのですが少し涼しくなりました。

>そういうレベルの話なんでしょうか・・・?
>
>10年後、20年後それらの影響ってどうなっているのかちょっぴり心配。

蓄積される物質なのか、または少しは排出される物質なのか。私はこの辺りが気になります。今後も、調べていきたいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  ■名前 : 北品川庄司  ■日付 : 07/7/29(日) 0:29  -------------------------------------------------------------------------
   今日も帰りにふらりと・・・。

今、シークワーサーにハマっております。

今日の注文品

シークワーサー 2杯
ポテトサラダ 
タン 2串
しろ 2串
牛スジカレーねぎ抜き

お会計2510円。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:それよりホルモン焼きのほうが・・。  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 07/7/29(日) 20:11  -------------------------------------------------------------------------
   >今、シークワーサーにハマっております。

私田舎者でわからないのですが、沖縄系の飲み物ですか?

>今日の注文品
>牛スジカレーねぎ抜き

好き嫌いは、よろしくないですね。
私は、ねぎ好きです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 少々真面目な話もよいものでしょう(1)  ■名前 : みっちゃん  ■日付 : 07/7/29(日) 14:36  -------------------------------------------------------------------------
    掲示板の性格を考えると・・・と考えたのですがフリートークと称している場所ですから、まあごかんべん下さい。

 使用用語は下記を参考にお読みください。
http://www.cerij.or.jp/db/sheet/yugaisei_04.pdf
特に重要な単語に関しては途中に説明をつけておきます。

 まず環境ホルモンは俗称で、我々生態屋や医学、化学関係者は内分泌撹乱化学物質(Endocrine Disrupting Chemicals、あるいはEndocrine Disruptors)」と呼びます。
 作用としては、生体の成長、生殖や行動に関するホルモンの作用を阻害する性質を持っています。その実態は分子形状が人のホルモンに似ているのでホルモンとしての働きを替わりに(代用)してしまうと考えられています。

 内分泌撹乱化学物質に限らず人体に関する作用を考える場合には、毒物やビタミンなどの栄養物を含めて次のような要因を考えます。
@ N(L)OAEL(無毒性量)mg/kg/日
A人体重当り1日摂取量
BMOE(暴露マージン)@/A
C不確実係数【種差(動物試験からヒトへの外挿)、個体差、外挿係数(主に期間)、LOAEL/NOAEL(LOAEL からNOAEL への変換)】

 @ の無毒性量は何らかの作用を与えない量と考えてください
NOAEL:無毒性量(No Observed Adverse Effect Level)
Non observed adverse effect level ( 副作用非発現量 )
LOAEL:最小影響量(Lowest Observed Effect Level )
Lowest observed adverse effect level ( 最低副作用発現量 )
最小影響量は影響がある再少量と考えてください。通常N<Lですが、動物実験(人体実験でも同じですが)等で観察する場合、何かが起きれば観察できることが多いですが、何も起きていない場合、起きていなのではなく、観察出来ないだけの場合もありますので無毒性量と最小影響量の比は3から10程度と考える場合が多いです。

 ここで一つの問題があります。閾値(いきち)がはたして存在するかといわれる問題です。
NOEC :無影響濃度(No Observed Effect Concentration )
例えばタバコの受動喫煙には無影響濃度は存在しないのではとのレポートが最近出ました。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2007/pr26/en/index.html
 このあたりの内容は、その研究者の考え方、実験結果、その時に得られている情報により大きく判断が分かれます。

 A人体重当り1日摂取量とBMOE(暴露マージン)@/Aは実際に計算するのは大変ですが、考え方は単純です。要は実際に人が摂取する該当する物質の量を表わします。

 C不確実係数【種差(動物試験からヒトへの外挿)、個体差、外挿係数(主に期間)、LOAEL/NOAEL(LOAEL からNOAEL への変換)】はすごく厄介な問題を沢山抱えています。
 種差は単純に云えば、感受性の問題です。特にホルモンの場合には実験の意味がなくなる危険性を有しています。例えばウサギやラットの成長ホルモンを人間に使用しても殆ど意味がありません。(成長ホルモンとしての有効性がない)その様な場合、有る特定の種に内分泌撹乱作用があってもはたして人に作用するとは限りません。
 個体差は個性ですが、これも結構曲者です。私自身、これで仕事を続けることが不可能な状態になりました。まあ、感受性が四桁から六桁も異なればしょうがないといえばしょうがないのですが。私の場合は特殊な場合に考えられるかもしれませんが、友人でパン屋なのに小麦アレルギーにかかったものがおりました。彼は医者の勧告でパン屋を閉店せざるを得ませんでした。給食のそばで死んだ子供もいます。大体医者からして個体差が理解できないものも多いです。現在の多くの教育者も殆ど理解していないようです。当然反省も勉強もしません。実際、そばで死んだ子供は担任に殺されたようなものですが。
 外挿係数は分解性、蓄積性と相まって相当複雑です。
 L/Nは@で説明しました。

 不確実性係数がこれほど大きな不確定要素を有しているにもかかわらず。数値は定められなければなりません。それに加え安全係数は高ければ良いといえないこともあります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:少々真面目な話もよいものでしょう(2)  ■名前 : みっちゃん  ■日付 : 07/7/29(日) 14:42  -------------------------------------------------------------------------
    実験そのものにも問題が幾つもあります。毒性試験として規格化されているものに次のような項目があります。
単回経口投与毒性試験、28日間反復経口投与毒性試験、反復投与毒性・生殖毒性併合試験、復帰突然変異試験、ほ乳類染色体異常試験、小核試験、90日間反復毒性試験、一世代生殖毒性試験、n世代生殖毒性試験

 他にも以下のような点に付いて試験として行う場合もあります。
急性毒性(経口)、急性毒性(経皮)、急性毒性(吸入:ガス)、急性毒性(吸入:蒸気)、急性毒性(吸入:粉塵、ミスト)、皮膚腐食性/刺激性、眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性、呼吸器感作性又は皮膚感作性、生殖細胞変異原性、生殖毒性、標的臓器/全身毒性(単回暴露)、標的臓器/全身毒性(反復暴露)、水生環境有害性(急性)、水生環境有害性(慢性)

 しかしあくまでも限られた時間、限られた集団で行いますので、安全率の中に納まっているか、神でない人に判断できないことは確かです。 


 毒と薬の話は結構厄介で例えば人に必要なビタミンでさえ副作用がある場合には上限があります。

成人を対象としたビタミン類の NOAEL と LOAEL、および一日当たりの上限
http://karada.morinyu-livewell.co.jp/health/05_05.html

 単純に毒性のみに注目すれば、亜鉛などは結構毒性が強いのですが(文献信頼性確認はしていません)毒性値(μg/L)急性毒性:藻類15 甲殻類499 魚類410 その他10 、慢性毒性:甲殻類120 魚類590 その他100 結構平気で遣われています。
 又缶詰などに使われる錫も金属態の場合と有機物と結合した場合で挙動が全く異なるようですが(水銀と同様なことが言えます)平気で食品と接する部分に使われています。

 技術者としては、利点と欠点のバランスで判断していくしかありません。それも現在分かっていることだけで判断するしかないのです。食塩や醤油だって毒ですから。当然水道に混入されている塩素(次亜塩素酸の形で多くは存在)は間違いなく毒性があります。でも毒性による害よりも、消毒作用による公衆衛生上の利点が多いので使用するのです。

 日本のマスコミにしろ、いわゆる大衆と呼ばれる人にしろ、面白い性格を持っています。年間数千人が死んでいるのに全く対策を行わない政府に苦情を言い立てないばかりか、自らその凶器を使用することにためらわない、以上に喜んで使用する。それに反して、僅かの珍しい事柄による死者がでたら、いえ、出る可能性が報じられると、顔を赤くしてこぶしを振り上げ政府を追求することに得意になる。その様な立場で考えれば所謂環境ホルモンは面白い題材でしょう。そのことを取り上げるだけで利益を得ることができる人が多くいますから。
 世の中にはもっと重要で予算をかければ助かる人が沢山いる物事がありますが、そんなことより、騒がれ注目されることに喜びを感じる立場なら。

 とりとめのない文章になりましたが、以下のURLは科学に立脚した視線で書かれています。夏休みにでもお読みになると全体が良く理解できると思います。

中西準子さんの個人HPの
雑感381-2007.3.13「6年間打ち込んだ研究」
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak381_385.html

西川洋三
環境ホルモンと私
「環境ホルモン問題は、何が問題か」tp://www.southwave.co.jp/swave/nishi_report/nr_bkno.html

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:少々真面目な話もよいものでしょう(2)  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 07/7/29(日) 19:21  -------------------------------------------------------------------------
   とても、有益な返信ありがとう御座います。

>以下のURLは科学に立脚した視線で書かれています。

紹介ページをすべて読んだ上での話ではないのですが、これから取り掛かる、はじめの一歩が、スムーズに出来るように思いました。

>夏休みにでもお読みになると全体が良く理解できると思います

カレンダーが白黒で、赤い日がないのですが、少しずつ読まさせて頂きたいと思います。

>西川洋三
>環境ホルモンと私
>「環境ホルモン問題は、何が問題か」tp://www.southwave.co.jp/swave/nishi_report/nr_bkno.html

あげあしとりで迷ったのですが最初のhtが・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:少し(ひとさまの)宣伝ですが  ■名前 : みっちゃん  ■日付 : 07/7/30(月) 17:45  -------------------------------------------------------------------------
   >>「環境ホルモン問題は、何が問題か」tp://www.southwave.co.jp/swave/nishi_report/nr_bkno.html
>
>あげあしとりで迷ったのですが最初のhtが・・・

 これはどうも<(_ _)>

このシリーズお勧めです。
「ついに、ここまで来ることができた!−知恵袋シリーズ刊行にあたって」
tp://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak396_400.html#zakkan396

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:少し(ひとさまの)宣伝ですが  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 07/7/31(火) 19:34  -------------------------------------------------------------------------
   >このシリーズお勧めです。
>「ついに、ここまで来ることができた!−知恵袋シリーズ刊行にあたって」

たびたびの返信ありがとう御座います。
私の現在は、何が問題か(その2)あたりです。推薦資料、少しずつ読んで、お客様の理解及び納得の出来る話が出来るように成ればと、思って読んでいます。

ただ、私、英語(外国語)が苦手なので、
11816) Re:全部引用ですが【引用】
このあたりは、読むことすら出来ず、スイマセン。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:全部引用ですが【引用】  ■名前 : みっちゃん  ■日付 : 07/7/31(火) 13:04  -------------------------------------------------------------------------
   
■[NTP]ビスフェノールA専門家委員会報告書の引用文献と指示された変更の忠実性に関する監査報告書
CERHR

AUDIT OF LITERATURE CITED AND FIDELITY OF REQUESTED CHANGES TO DRAFT BISPHENOL A EXPERT PANEL REPORTS

July 24 2007

http://cerhr.niehs.nih.gov/chemicals/bisphenol/SIauditreviewreportv12072407.pdf

先にCERHRの事務を請け負っていたSciences International Inc.(SI)社による引用文献の選択と専門家委員会からの指示を報告書案に正確に盛り込んでいるかについての監査報告書。

結論としていずれも問題はなく、BPA評価報告書案は問題なく使用できるとしている。

2回目のビスフェノールA専門家委員会会合は8月6-8日に開催される。


案に対するパブリックコメントが6月20日で締め切られており、寄せられた意見が掲載されている。

http://cerhr.niehs.nih.gov/chemicals/bisphenol/pubcomm-bisphenol.html

先の案がビスフェノールAの影響が大きくないというものだったので環境団体などが反発。論文を「不適切」と評価された研究者も反論していたりするが少ない。

(相当否定されていた日本の環境ホルモン学会の面々からはコメント無し。内輪では威勢がいいのに。本当に危険だと思っているのなら本物の専門家相手に堂々と意見を出して議論すればいい。vom Saalは相変わらず。企業が出資した研究(つまりGLPに則った質の高い研究)を排除して、質の低い研究を採用すると結果が変わるという主張。)


 結局日本の環境ホルモンを扱っている人たちは、ただ予算が欲しくて、又は騒ぎたいから、程度しかいないということです。

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