Page 1481 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/11(土) 19:19 ┣Re:少なくなって分かるありがたさ 外注社員4年目 09/4/14(火) 17:54 ┃ ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/14(火) 21:17 ┣Re:少なくなって分かるありがたさ おっちゃん 09/4/14(火) 19:42 ┃ ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/14(火) 21:28 ┃ ┗Re:少なくなって分かるありがたさ おっちゃん 09/4/17(金) 4:34 ┃ ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/17(金) 7:02 ┣Re:少なくなって分かるありがたさ 設備おばさん 09/4/16(木) 0:14 ┃ ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/16(木) 8:06 ┣Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/16(木) 17:39 ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/20(月) 10:22 ┣Re:少なくなって分かるありがたさ つなぎの水道屋 09/4/20(月) 22:35 ┃ ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/21(火) 8:41 ┗Re:少なくなって分かるありがたさ masa 09/4/21(火) 2:39 ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/21(火) 9:05 ┗Re:少なくなって分かるありがたさ tomato3723 09/4/21(火) 16:36 ┗Re:少なくなって分かるありがたさ 鉄人60号 09/4/21(火) 21:23 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 少なくなって分かるありがたさ ■名前 : 鉄人60号 ■日付 : 09/4/11(土) 19:19 -------------------------------------------------------------------------
拙宅の南隣の空地にアパートが建設中です。 問題は拙宅とアパート外壁との距離が3mしかなく、かなりの割合で日射を遮られてしまいます。 拙宅が東西に長く軸が東南東に向いているので、午前中はまあまあなのですが 午後になると、以前に比べてだいぶ室内が暗くなりました。 これまで太陽の光を授かっていることを意識したことがありませんでしたが こんな状態になって初めてそのありがたさを認識した次第です。 設備屋としては、この苦境をアイデアで切り抜けようと思い、室内照度観察を始めました。 今まで気が付かなかった小窓からの貴重な日射を発見したりして、結構面白いのですが どうも南側にある玄関の庇やベランダが貴重な日光を遮っているようです。 金をかけずに室内を明るくするにはどうしたらいいか、思いを巡らす毎日です・・・ |
私の実家も日当たりが悪く、同じように日当たりのよいところを探した経験があります。 意外なことに、ウチの実家は、2階の北側の部屋が一番明るかった覚えがあります。直接入ってくる光より、拡散して入ってくる光が均等に明るいというのは教科書などに載っていることですが、実感した覚えがあります。 あとは、住環境としては決してよくない、西日が最高に明るく入ってきていました。夕日は綺麗でしたけどね。 東南東向きの建物ということで、西日に較べて朝日が入ってくるのは心地よくて良いのではないでしょうか。 ちなみに、遮光されるということは、通気も当然悪くなると思うのですが、そちらはどうですか? 風のとおりの悪い家の夏場は最悪です。私の実家は夏は外より暑いなんてことも・・・。 |
お付き合いいただきありがとうございます。 2階は、見通しは悪くなりましたが、日射は今のところ前と全く変わりません。問題は1階です。 >直接入ってくる光より、拡散して入ってくる光が均等に明るいというのは教科書などに載っていることですが、実感した覚えがあります。 ご指摘のように、北側から入る弱い光が今は貴重なものになっています。 拙宅1階は北側に東からトイレ、風呂場・洗面所が並んでおり、その南に短い廊下があります。 北側から入る光を生かす対策として今日、トイレの扉上半分をすりガラスにしました。 その結果、すりガラスから光が入り、更にこの光が壁にあたって乱反射し あちらこちらで光の斑点を作り、予想した以上の効果を出し、喜んでいます。 こんなことをしながら、電気による照明のなかった 例えば江戸時代の家屋はどうだったんだろうとふと考えました。 西洋の大きな教会などには、中央の吹き抜けの高い所にガラス窓があるのを良く見ますが 日本の場合はどうだったんでしょうか。 特に、奥行きのあるりっぱなお屋敷の中央付近は暗かったはずですね。 日本人のことですから、細かな工夫をしていたんでしょうね、たぶん。 >ちなみに、遮光されるということは、通気も当然悪くなると思うのですが、そちらはどうですか? 恥ずかしながら拙宅は小さな家ですので、通気は全く問題ありません・・・ |
こんにちは 私の住まいはマンションの最上階(とは言っても5階建の5階ですが) 南面に9階建のマンションが道路を挟んで建っています。 最上階ということで日射は、ほぼ終日入り込むので問題はないのですが 札幌の山々や町並みがが見えるロケーションにないのです。。。。。 札幌駅方向、大倉山ジャンプ台、そして豊平川の花火大会..... ぜーんぶ、向かいのマンションのお陰で見えません(トホホ) |
ノー天気なスレにレスをいただき恐縮です。 「悪魔の石」は沈静化しましたか、同病の誼としてお見舞い申し上げます。 >札幌駅方向、大倉山ジャンプ台、そして豊平川の花火大会..... >ぜーんぶ、向かいのマンションのお陰で見えません(トホホ) 見晴らしが良いと思い勝ちな5階にも問題があるのですね、誤解しておりました・・・ |
>「悪魔の石」は沈静化しましたか、同病の誼としてお見舞い申し上げます。 お気遣いありがとうございます。 悪魔君は、いつの間にか去っていったようです・・・ 現在、今月9回目のオールナイトで仕事中です。 札幌では条例で高さ制限を設けるようになりました、 やはり日射量を確保させるのが主目的だと思います。 >見晴らしが良いと思い勝ちな5階にも問題があるのですね、誤解しておりました・・・ ハイ、上には上がありますね。 私の住んでいるアパートのような(?)マンション・・・一応120戸ありますが、 築20少々経ち、現在では1,000万円以下の価格で売買されています。 私が買った家は、もっと安かったですが、札幌駅まで15分位という便利さです・・・・ 郊外の一戸建てより、建物が若干古くても中心部に近い方を好む方がいると思います。 中心部に近ければ近いほど、多少ロケーションが悪くても我慢が必要ですね! |
>現在、今月9回目のオールナイトで仕事中です。 半月で9回の徹夜勤務ですか、かなり多いですね。おからだご自愛ください。 昔、私も試運転などで何度も徹夜をしました。 徹夜明けは、どういう訳か目パッチリでした。ある意味興奮していたのでしょうね。 しかし、家に帰るとどっと疲れが出て、ご飯もそこそこに爆睡でした。 >札幌では条例で高さ制限を設けるようになりました、 >やはり日射量を確保させるのが主目的だと思います。 今度のことで日照のことを観察し、いろいろなことを知りました。 平屋の場合、季節によって条件が変わるとは思いますが ちょっとくらい隣が近くても、そこそこ日照を確保できるようです。 しかし、狭い日本、数値的に確認していませんが 平屋ばかりでは宅地面積が足りないのでしょうね・・・ |
建築の計画をしていて思うことがあります。 「早い者勝ち」は通用しないと。 「ここにこんな建物を建てるとあのお宅の太陽の恵みは半減するなァ・・・」 法規、条例はクリアしていても、申し訳なく感じることが多々あります。 話は少し違いますが、最近、時々発生する問題。 近隣説明会等で以前は出なかった質問。 「ソーラー発電の発電量が減少したら保証できますか?」 居室の採光に加えて、ソーラー発電。 イニシャルコスト掛かっていますし、気持ちが分からないわけではないけれど、先住の住居の最低保証を決めている法規、条例をクリアしても「現状確保」とならない場合が多いです。 |
今、日照権を主張するつもりはありません。 このような問題を起こりにくくするためには、 一般的には、住む人の立場に立った用途別区画整理や道路整備が先ず必要なんでしょうね。 個人間の話し合いでは解決が難しいように思います。 私の場合は、こんなこともあるだろうと 30年前拙宅を建てる時に土地の買い増しをする予定でしたが 隣人がどうしても譲ってくれずに、うやむやにして建ててしまいました。 そして今度の事態となり、あの時もっと考え・話し合っていればと悔やまれます。 想定できる問題は、できるだけ事前に解決しておくべきですね。 |
人に対する「思いやり」、これも少なくなってきました。 虚構の世界(TVのCMや、企業・自治体のスローガン)の中では 「思いやり」という言葉が氾濫していますが、実社会では本当に希少になりました。 その反動でしょうか、何かのタイミングでこれを感じると救われた気分になります。 しかしこれも曲者で、 「思いやり」を道具にして人(特に年寄り)をだます輩が増えました。 |
最近は、「はじめての・・」「基礎のきそ」など、初心者向けの技術書が氾濫しており、 いわゆる中レベルの技術書出版が少なくなってきました。 中レベルというのは、入門と実務をつなぐ内容のもので、現場技術者には必須の書物です。 この種の書物を読むことで、設備規格・基準等の根拠が理解できるようになり また、実務の細かな問題にも系統だてて対応できるようになります。 そして、実務に必要な専門論文も努力すれば解読できるようになります。 更に、自分のアイデアを設備に盛り込もことができ、仕事の達成感も大きく膨らみます。 本当にありがたい書物です。 現在、この中レベルの専門書の役目は20年以上前に発行された古い技術書が担っています。 読むためには図書館に行くか、あるいは古本屋で購入するしかありません。 この点では、インターネット古書通信販売はありがたいですね。 気長に探せば、必要な本が安く?手に入る環境にあります。活用して下さい。 |
>中レベルというのは、入門と実務をつなぐ内容のもので、現場技術者には必須の書物です。 鉄人さんが出された、お書物は、この辺りを意識されていたのでしょうか。 |
拙本は配管・ダクト流れ計算法の新しいアイデアを示したものに過ぎません。 別のスレにも書きましたが、これを実務に役立ててもらうためには、 広い応用性のある実務事例を想定した計算展開を示す事が必要なのでしょうが、 今のところ、適当な事例が見つからず、なかなか前に進めません・・・ |
どうも、最近の若手は、基礎レベルの書物でも読むことをいやがるようです。 マニュアルを最小限にしたいので、複数の書物で検証する事をしようとしません。 学校の授業でも、教えてくれるのが当たり前で、予習する習慣がありません。 建築設備の実務的な技術基準は、ほぼ20年前に完成していたとは思いますが、設計と実務をつなぐすべがないのです。 失敗から、学習する事は、現在の厳しい環境ではゆるされません。 そのぶん、ベテランがそれをフォローするしかありませんが、後進の教育環境としては良くない状態ですね。 設計と施工もおたがいに切磋琢磨する事が必要なのですが、施工業者にもその余裕が無いのが現状なのかもしれません。 一部の施工業者では、ダクトの施工誤差を15%以上みこんでも自信が無いといわれました。(設計の余裕率は通常10%ですが、20%見込む必要があるのかもしれません) 施工誤差に関する研究者がいないのが不思議です。(ダクトのリーク率は今は何%なのでしょうか?) |
>失敗から、学習する事は、現在の厳しい環境ではゆるされません。 私のような工場育ちは、この方法で育てられたと言って過言ではないと思います。 また、工場でで行われていたOJTも効果的な教育法でした。 >設計と施工もおたがいに切磋琢磨する事が必要なのですが、施工業者にもその余裕が無いのが現状なのかもしれません。 これも西洋流の業務・責任分担の明確化によってぎくしゃくしたものになってきました。 西洋流は、極端に言えば「割り切る」あるいは「白か黒か」精神ですが 日本人は、同じ目的のもと、一致協力してことを進めることができる精神構造を持っている筈です。 皆さん分かっているのですが、この精神を実務に生かすことができません。 若い世代はこの精神が薄れています。今のうちに再生しないといけないのですが・・・ |
協力の精神と持ちつ持たれつの人間関係が日本的商習慣だというのは理解できますが、すでに破綻しつつあると思います。そしてたぶん再生は不可能だと思います。たとえば前年まで1兆円の利益を出していたトヨタですら不景気になるや否や派遣切です。協力し合って難局を乗り切るというのは甘い夢なのかもしれません。 理由は経済のグローバル化です。江戸時代のように経済の規模が徒歩圏+アルファならば、好むと好まざるとを得ず協調してことにあたらざるを得ないでしょう。しかし今なら全国、全世界から商品やサービスを調達できます。甘い期待で貸しを返してくれるのを待っていても、借りてるつもりのないユーザーは別のところに問い合わせを繰り返すでしょう。GMが退場しつつあるのが現状です。マネーゲームにうつつを抜かし、燃費のよい小型車なんかの開発をサボり続けたからといわれていますが、退職した従業員への手厚い年金や医療保険が足かせになっているとも言われています。 数十年後にはトヨタだって危ないかもしれません。 若い人材をじっくり育てというのは企業にとってアキレス腱になりかねないということでしょう。 |
>協力の精神と持ちつ持たれつの人間関係が日本的商習慣だというのは理解できますが、すでに破綻しつつあると思います。そしてたぶん再生は不可能だと思います。たとえば前年まで1兆円の利益を出していたトヨタですら不景気になるや否や派遣切です。協力し合って難局を乗り切るというのは甘い夢なのかもしれません。 原因と結果が逆です。トヨタが日本人らしい精神をどこかに置き忘れてしまったから 大企業としての責任を自覚しないで、企業利益優先の派遣切りのような行為に出たのです。 ホンダやスズキは、派遣切りなどをすることなくこの難局に対応しています。 >理由は経済のグローバル化です。江戸時代のように経済の規模が徒歩圏+アルファならば、好むと好まざるとを得ず協調してことにあたらざるを得ないでしょう。 グローバル化は時代の趨勢でしょうが、もし、グローバル化が今の形で進んでいなかったら、 今度の金融恐慌は起きなかったのではないかと思います。 真に考えるべきなのは、グローバル化の中身とその進行速度です。 規制のないままに、一部の者が世界的規模でやりたい放題をやって巨利を獲得し 問題が起きれば何の関係もないものが被害だけを受ける、これは異常な状態です。 >若い人材をじっくり育てというのは企業にとってアキレス腱になりかねないということでしょう。 人を幸せにするために社会があり、そのための道具のひとつとして企業があります。 社会の発展は人の力で成し遂げられるものです。 企業は利益だけもらって、付帯するすべてのコストを国が負う、 そんなことを考える企業に、大事な社会・日本は任せられません。 |
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