Page 1536 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼彼の自信はどこから・・・ 鉄人60号 09/8/26(水) 17:28 ┣Re:彼の自信はどこから・・・ デンスイ 09/8/26(水) 21:18 ┃ ┗Re:彼の自信はどこから・・・ 鉄人60号 09/8/27(木) 8:52 ┣Re:彼の自信はどこから・・・ 裕次郎 09/8/27(木) 1:25 ┃ ┗Re:彼の自信はどこから・・・ 鉄人60号 09/8/27(木) 17:44 ┣Re:彼の自信はどこから・・・ 鉄人60号 09/8/30(日) 9:11 ┗Re:彼の自信はどこから・・・ 鉄人60号 09/9/22(火) 9:05 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 彼の自信はどこから・・・ ■名前 : 鉄人60号 ■日付 : 09/8/26(水) 17:28 -------------------------------------------------------------------------
だいぶ前、工場にルーフファンメーカーの営業員(50歳位?)が来ました。 呼んだわけではないのですが、無料で点検をして上げますというので見てもらいました。 実物をちょっと見てアドバイスをもらいましたが、説明には感心しました。 ルーフファンの選定に始まってメンテナンスまで、ポイントを抑え 実に分かり易く説明してくれました。本当に参考になりました。 たかがルーフファンと思っていたのですが、これはすごいと感心しました。 彼の自信に満ちた立ち振る舞いや、言葉使いも実に立派でした。 長い時間をかけて、一筋の道をコツコツと極めてきた結果が、 彼を自信に満ちた営業エンジニアに育てたのだなと、推測しました。 冷やかし半分で始めた彼との会話は、実に有意義なものになりました。 そして あの年齢になって、あんなに自信に満ちた言動で仕事ができれば最高だなと あちらこちらと手を付けるだけで何も身に付かない、 安易な流れに走る自分を戒めた瞬間でもありました。 |
貴重なご経験をされましたね。! でも、これは鉄人さんが何でも吸収してやろうとする姿勢が あったからこそだと思います。 鉄人さんらしい真摯な対応が功を奏したのだと思います。 お客さんに説明するのは本当に難しいと思います。 それぞれのお客さんの性格や設備に対する考え方、さかのぼれば 工事業者に対する考え方、・・・・ 機器の取説にしても、慣れているからといって、立て板に水では お客さんの頭に残らないことになりますよね。 結局は山本五十六大将の金言 『やってみせ、いって聞かせて、させてみて、 褒めてやらねば人は動かじ』 に沿ってするのが良いようです。 論点が少々ずれましたがご勘弁願います。 |
レスありがとうございます。 最近は、ひとつのことを時間をかけてコツコツと極めようとする専門家が馬鹿にされ、 ちょっと見ですぐれた才能を持つ者?、目先の利く者が、重宝がられる世の中です。 どうしてこのようなことになっているかというと 「今の日本人は、自分がかなわない圧倒的な才能には引いてしまい、 アマチュア的な雰囲気には親しみを覚えるという脆弱さが蔓延しているからだ」と 斎藤孝著「座右のゲーテ」に書いてありました。 勿論、マスコミ等のせいで専門家と言われる人の見識や言動が、 悪い形で人前に出ることがよくあるので、この傾向が助長されているのかなとも思います。 一生懸命やっても、あの程度にしかならないのであれば、手っ取り早い簡単な道を選ぼう、 そう思う若い人が多いのでしょう。 しかし 実社会は自分の一生をかけて道を極めている専門家の手によって回されていますね。 巷の設備屋がその代表でしょうか・・・ |
某換気扇メーカーの営業の方で、打てば響く担当者がいました。 たまたま、異動でいなくなってからは、担当者に連絡をしても要を得ず、 結局、異動先にまで連絡をする始末 (×_×;) 技術的なことも、商品の知識も豊富ですばらしかったのに… あと2年は戻らないみたいなのでしばらくは辛抱するしかないみたい。 まさかこの掲示板見ていないかな? |
工場では、出入りの業者とどの程度まで親しくしたら良いのか、難しい問題でした。 業者・担当者の性格や技術力にもよりますが、事務的な付き合いだけでは、 本当のサービスを受けられませんし、新しい情報も得難くなります。 そうかと言って、安易に親しくし過ぎると値引きやクレームの話をし難くなります。 近づいたり離れたりを意識して繰り返すのが良いのでしょうね、難しいですが・・・ |
広辞苑には、 自信は「自分の能力や価値を確信すること、自分の正しさを信じて疑わない心」とあります。 エンジニアの場合は、万能の人はいませんから、 領域を限れば、その範囲で自信に満ちた行動ができるということでしょう。 この傾向は、噺家にも当てはまるようです。 高座の座布団の上でしゃべるだけで、観客を自由自在に操れる熟練の噺家でも TVのバラエティーなどに出ると、存在感のなくなる芸人がたまにいますね。 一人芸と、集団芸とでは中身がだいぶ違うのでしょう、たぶん。 いずれにしても、長年の経験で小さな自信を積み重ね大きな自信に築き上げるということでしょう。 この場合、素質や才能はあまり関係ないように思います。 掛ける時間さえ長ければ、そんなことは些細なことですね。 また、経験を積み重ねる対象の選択も、あまり問題にはならないように思います。 物事それぞれに立ち入れば内容もあり、面白みもあり、深みもあります。 若い人は、人生は長い、だから何でもできると思われているかも知れませんが、 人の一生は、何かひとつのことを極めることで精一杯の長さではないかなと感じています。 いろんな情報が氾濫し、自分を見失うポテンシャルもたくさんありますが 自分が決めたひとつの道に集中して、自分の持つ力を100%出し切る、 このことが、自信に満ちた人間になる一番の道ではないかなと思います。 |
先週、民主党政権が誕生しました。 新大臣は、自信満々の態度で、インタビューに応じ、行動を起こしています。 今は選挙に勝った初速をもって颯爽と飛ばしていますが、 政治家も我々設備屋と同じでしょうから、 彼等がこれまでどれだけ時間をかけて国民の現状や将来のことを深く考え行動してきたか その自信の中身が、半年もすれば国民の前に明らかになるでしょう。 どんな問題にも、様々な細かい具体的な難問がくっついていますから、 国民に分かりやすい形で、根気良くそれを解きほぐさなければなりません。 これには、形式的な選挙用マニフェストは役に立たないでしょう。 これまで政争にのみ励んできた議員が多ければ、空中分解も起こるでしょうね。 私としては、彼等が本物の政治家集団であることを期待しています・・・ |
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