Page 24 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼USJの設備工事にかかる事故について うっちゃん 02/7/29(月) 20:17 ┣Re:USJの設備工事にかかる事故について Yoh(管理人) 02/8/1(木) 1:59 ┣Re:USJの設備工事にかかる事故について Yoh(管理人) 02/8/1(木) 2:03 ┃ ┗Re:USJの設備工事にかかる事故について 菅理人 02/8/2(金) 10:09 ┃ ┗Re:USJの設備工事にかかる事故について 辛口OB 02/10/10(木) 21:42 ┗Re:USJの設備工事にかかる事故について Yoh(管理人) 02/8/1(木) 2:05 ─────────────────────────────────────── ■題名 : USJの設備工事にかかる事故について ■名前 : うっちゃん ■日付 : 02/7/29(月) 20:17 -------------------------------------------------------------------------
ときどき投稿をしている「うっちゃん」です。 本日(平成14年7月29日(月))のNHK全国放送で、また、水飲器から給水される水道水が、必要な残留塩素が検出されないで、使用したとの報道があったようです。 どうなっているのでしょうか。 前に報道された食品倉庫での汚水配管の爆発事故、水飲器の工業用水の誤接続等本当に機械設備に関する事故が次々出現するのは、関係業界にいる者としていらだちます。 皆さんのご意見を聞きたいと思います。 ちなみに、平成14年6月号の「空気調和・衛生工学」((社)空気調和・衛生工学会発行)にUSJに関する特集記事がありますので、参考に見てください。 (同上6月号p−16より抜粋) 施工業者一覧(設備工事、電気工事のみ掲載) (1)第一工区 高砂熱学工業・新日本空調・朝日工業社・三晃空調(設備工事) きんでん・クリハラント・中電工・近畿工業(電気工事) (2)第二工区 三機工業・三冷社・須賀工業・三建設備工業(設備工事) 住友電設・浅海電気・三宝電機・八千代電設工業(電気工事) (3)第三工区 ダイダン・大気社・日立プラント建設・ダイキンプラント(設備工事) 栗原工業・中央電設・東光電気工事・野里電気工業 |
USJが大阪で開業出来たのは、大阪市の熱意と強いリーダーシップにより、官民一体となって取り組んだ賜であり、その意味で大阪市の貢献度は非常に高かったと云えると思います。 しかし今回、施工ミスの原因はともかく、その後の対応の拙さが、市の役人がリーダーシップをとっていることの弊害が出たのだとすれば、皮肉な結果だと云わざるを得ません。 大阪市はユー・エス・ジェイから資本を引き上げ、今後は監視、指導する立場に専念するべきです。 今のままでは、いくら市の保健所や水道局が検査・指導に努力しても世間の目は評価してくれないでしょう。 続く。。。 |
さて、学会誌の特集によると、工水は「配管の材質は上水と同じ」とあります。 私の場合、中水や井水の配管は上水と別の材質にするか、少なくともメーカーを区別するようにしています。果たして、USJでは外観上配管の区別が出来るようになっているのでしょうか? 同じく学会誌によると、「施設と施設の間の幅の限られた道路の下に、・・・給水(上水、工業用水)、消火用配管・・・などを密に配置した」とあります。結果として配管を間違えたのだから、誤認対策が不十分だったのでしょう。。。 ちなみに配管は「地盤沈下の影響の回避と腐食を考慮して配水用ポリエチレン管としている」とあります。 今回、報道によると排水ポンプアップ系統のチャッキ弁が逆向きに取り付けられていた箇所が2カ所もあったそうです。(うち1カ所の配管が破断し事故になった) しかし、逆にどうして1年以上も問題が起きなかったのでしょう? 謎だ。。。 ちなみに、USJでは「地盤の不同沈下によって将来逆こう配になってしまう懸念があることから、ゾーン1部分は圧送式排水システムを採用している」そうです。(今回の事故がどの部分かは知りませんが) 更にちなみに、学会誌によると、飲食施設は「食品の安全性管理の観点からは、大量調理を行う施設として、HACCPを考慮に入れた安全管理を行っている」そうです。 その結果、汚水管が飲料タンクの上部を走っていて、しかも破断したとは。。。悲しすぎる。。。。 さらに続く。。。 |
>今回、報道によると排水ポンプアップ系統のチャッキ弁が逆向きに取り付けられていた箇所が2カ所もあったそうです。(うち1カ所の配管が破断し事故になった) >しかし、逆にどうして1年以上も問題が起きなかったのでしょう? 謎だ。。。 排水ポンプの2台のうち片方だけが逆逆止弁状態だったのではないでしょうか。 設備管理は当然気づいていて、USJに改修するよう進言していた。 が、しかし、腰が重く動きののろいUSJは改修費用が惜しいこともあって、bPOR2の自動単独運転させていたのかも知れません。 そして一年後。 そのヘンの経緯を知らない、逆逆止弁状態を知らない設備管理員がやってきて、 「あっ。何だこれ。自動交互になってないじゃん。」と、 動力盤のSWをbPOR2単独から自動交互に。 すると、逆逆止弁はパンクでドバー。 そんなところでしょう。 でも。普通、そんなの見つかったら、いくら対応の悪いサブコンでもすっ飛んでくると思います。 やはり謎だ。 まさにハリウッド=マ〜ジック |
>>今回、報道によると排水ポンプアップ系統のチャッキ弁が逆向きに取り付けられていた箇所が2カ所もあったそうです。(うち1カ所の配管が破断し事故になった) >>しかし、逆にどうして1年以上も問題が起きなかったのでしょう? 謎だ。。。 USJの一連のトラブルについては、この欄でもう少し盛り上がるかと思いましたが、管理人さん以外の書き込みがなく残念でした。 やはり自分のところのミスは表に出したくないのでしょうか、それとも関係者がみんな忙しくてこのホームページを見ていないのでしょうか。 それはともかく、某サブコンにいる小生の大阪の知人に問い合わせたところ、以下の回答を得ましたので紹介します。 <使っていたチャッキ弁はキッツの80A“カウンターウエイト付チャッキ弁”、 水中汚水ポンプは300L/m×8m×2台、主配管は100φVPでした。 チャッキ弁は垂直配管取り付けで、2台共取り付けの流れ方向は正常でした。 ところが取り付けてからみるとカウンターウエイトが配管背後の壁に当って充分に動かない事が判明、チャッキ弁の向きを180度変える代わりにカウンターウエイトをはずして壁が邪魔にならない方向に付け替えたそうです。 で、カウンターウエイトが弁体を開側に作動させるようにつきました。 この事により、次の現象となったと推測されます。 @ポンプ動作時の通水には問題無し。 Aポンプ停止時、カウンターウエイトがかからない為直に弁体を閉止出来ず、汚水が排水槽に逆流する途中で弁体が閉止する為、閉止時のエネルギーがウオーターハンマーとなり、管内に大きな衝撃を与えた。 B汚水が排水槽に逆流した事により立管が非満水状態となり、ポンプ再起動時に管内の空気と汚水が混合した激しい流れとなり、管内に大きな衝撃を与えた。 C100φVPの水平曲がり部固定が不十分だった為、これらの衝撃が完全に固定されていた外壁貫通部付近のソケットに集中、破損に至った. 尚、今回の一連のトラブルは全て他社施工工区です。また、圧送管での塩ビ使用は、弊社では以前から厳禁事項です。> ということだそうです。 |
昨年9月に、人工池(ラグーン)から大腸菌やレジオネラ菌が検出されましたが、これも学会誌によると、「高速凝集生物ろ過+銀イオン・塩素イオン併用殺菌方式」が採用されているそうです。だからどうなのか、私には分かりませんが(笑) ちなみに、今回の事が話題になる前から、「USJの水は怪しい!」と目を付けて決死の覚悟で水を採取した人がいます。 ネットで公開しているので、興味のある方はどうぞ。(そのサイトに書かれていることの真偽のほどは、当然ですが、私は関知していません) 「探偵ファイル」 http://www.tanteifile.com/ 「探偵魂」→「月別・魂スクープインデックス」→「07/11 USJの水を採取せよ!」 今のところvol1〜vol8まであり、現在水質検査に出しているので、vol9で結果が公表されそうです。 ん? USJ最新ニュースは、火薬類取締法違反ですか。。。 保健所さんに水道局さん、とうとう消防さんまで引きずり出してしまいましたか。。。 はあ〜、ツカレタ。。。。 |
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