Page 1038 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アスベスト作業に関して 一見解 あすか 06/3/23(木) 10:26 ┣Re:アスベスト作業に関して 一見解 者 06/3/23(木) 12:18 ┗Re:アスベスト作業に関して 一見解 つなぎの水道屋 06/3/23(木) 23:55 ┗確かに知識は必要です。 あすか 06/3/24(金) 8:36 ─────────────────────────────────────── ■題名 : アスベスト作業に関して 一見解 ■名前 : あすか ■日付 : 06/3/23(木) 10:26 -------------------------------------------------------------------------
石綿の作業主任者が4月から独立する。 いままでは、特定化学物質と一緒だったものが独立するわけで、それはそれでかまわない。 現場で作業するものには特別教育を受けさせて作業させなければならないが、ダクトの撤去工事に、この「石綿特別教育を受けた作業員」をこさせてほしいとの要請がある。 石綿の飛散の疑いがあるからこそ、特別教育を受けたものをこさせろということであり、作業主任者は元請の事務所の方がやっているからいらないよということである。で、石綿作業である解体作業などを飛散レベルに応じて防護策をとってさせようということである。 ということは、適切な防護措置がされた上で、飛散防止はもとより吸い込みを防ぐ措置が行われなければならない。で、当該現場へ入るものは全て特別教育を受けたもので入場されたいとの意向をお持ちの会社もあるとのことである。 つまりは、現場で飛散しているかもわからないから作業員は「教育を受けてね」ということであり、防護措置を画策する主任者は飛散については完全に防ぎきれないからどこまで跳ぶかよく解らないので勘弁してねということと感じる。解体する石綿の湿潤作業や現場の隔離などは、昨今の現場において効果的に実施されるかどうかは費用面や安全体制面からしても非常に疑わしい。 しかも、主任者さえ置いて、特別教育の作業員さえ配置しておれば免責されるかの風潮があり、「作業員の健康管理」というよりも、非難をかわすための方策でしかないようである。 費用の面でも保護具を業者負担にさせ、石綿であるかのチェックをすることもなく、主任者は配置されているだけの現場であるとすれば、非常に危険な状況である。そのような現場に作業員を出すわけには行かない。 ということは、特別教育を受けたものをよこせという現場に行かなければ良い訳であり、そもそも、専門の解体業者でもないものが、石綿調査、防護計画をやること自体が間違っているので、石綿作業の撤去工事は主任者を有し、自ら計画し防護措置を責任持って取れる業者が行うべきである。当然、費用はかかるかもしれないが正当な費用であるはずであり、それは、元請の最近受講した主任者でも理解できるはずである。 それを、取り付け工事の事前準備のようなこととして、費用も勘案せず、従来工事の延長として、保護具の負担を転嫁することなく行わせようとする元請業者の姿勢には疑問を感じるものである。 事業主の立場として従業員の健康を考えれば、危険な作業に従事する防護策を完全に実施するか、そのような危険な作業はやらないかのどちらかの選択肢しかない。現在の元下関係においては、下請に費用負担・危険負担を押し付けた上での作業を強要させようという意向は見えているものであり、これを回避するためには、完全な防護策を取れる解体業者が解体を行い、清掃後に現場入場することしか完全確保的に方法はないものと考える。 当社は、特別教育を受けるつもりもないし、主任者の技能講習を受けるつもりもない、当然、作業に従事することは出来ない。そのような仕事はお断りせざるを得ない、それでもって仕事が減るのは避けられないことではあるが、永続的な従業員の安全確保のためには当面の間は仕方のないことだと考える。 スリーエムの99%の防護マスクを装着し、すっぽりの服を着て作業しており安全な現場環境が確保できることが見られる元請業者が作業するようになれば、石綿作業を含めての仕事を考えることになるが、過渡期の今、早急に飛び込むことは事業主の責任として出来ないことであると考える。 クレーンなどの危険作業であるならば、転落・墜落・はさまれ事故などの人的被害&物的損害が「なければ」被害はゼロであり、目に見えて評価できる。もしあったとしても、基本的に労災事故があれば労災保険でまかなえば身体的な怪我については補償が行われる。ある意味、目に見える形で安全が確保できるわけである。 一方、アスベストについては、安全をどのように確保できるかは非常にあいまいで、永続的な健康管理と防護措置が必要であり、100%の安全を確保するのは誰もわからないというのが現実だと思う。 解体業者さんなどは、特殊健康診断も受けた上での従業員の安全を確保して、防護措置も行い、その費用も上乗せした上での作業をされることだと思います。私共は、その分野に入ることなく、通常のヘルメットと安全帯で安全確保できる環境で作業させていただきたいものだと望みます。「どこまで飛散するかわからないので全員特別教育を」とおっしゃる某ゼネコンさんの現場へは願わくば「近づきたくない」と思いますのでよろしくお願いいたします。 |
たしかに |
>当社は、特別教育を受けるつもりもないし、主任者の技能講習を受けるつもりもない、 これから先、新築工事しかしないのであればそれでも良いと思いますが、 改修工事などもするのであれば,つい最近まで色々な場所に使用されていると思いますので事業主及び作業員が石綿に対するある程度の(講習に行く人で何人かは,寝ている及び聞いていない人がいるますが)知識は必要だと思います。 >石綿作業を含めての仕事を考えることになるが、過渡期の今、早急に飛び込むことは事業主の責任として出来ないことであると考える。 結構色々なものに含まれていると思います.ですので石綿作業と特別に切り離して考えない方が良いと思います。 少し語ります。これからの建築業界、石綿は、勿論の事、自分が携わって行く材料に対しての少しの知識は必要だと思います. |
> 少し語ります。これからの建築業界、石綿は、勿論の事、自分が携わって行く材料に対しての少しの知識は必要だと思います. そのとおりなんです。学習させる方がいいのは決まっていますが、受講すれば、優先的に動員がかかります。では、その現場で対策が講じられるかといえば、非常に疑問な現状があります。 アスベスト撤去のために、ダクトを先に撤去しろ、これはアスベスト作業じゃない。ということで、ダクトの上に溜まった埃を含めて撤去させられます。設備をのけないとアスベスト撤去作業がやりにくいからだそうですが、何を考えて「ダクトの上の埃はアスベストじゃない」と判断するのでしょう? これからも学習は続けていきたいと思います。 書き込みありがとうございました。 |
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