Page 1322 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ゴム輪式塩ビ管の接続について boa 07/5/31(木) 0:17 ┣Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について hatomori 07/5/31(木) 21:10 ┃ ┗Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について つなぎの水道屋 07/5/31(木) 21:54 ┣Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について つなぎの水道屋 07/5/31(木) 21:14 ┗Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について みっちゃん 07/6/2(土) 22:28 ┣Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について くつ 07/6/4(月) 16:59 ┃ ┗Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について つなぎの水道屋 07/6/4(月) 23:37 ┃ ┗Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について みっちゃん 07/6/5(火) 17:52 ┗Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について つなぎの水道屋 07/6/5(火) 21:45 ┗Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について みっちゃん 07/6/6(水) 12:18 ┗Re:ゴム輪式塩ビ管の接続について つなぎの水道屋 07/6/6(水) 20:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ゴム輪式塩ビ管の接続について ■名前 : boa ■日付 : 07/5/31(木) 0:17 -------------------------------------------------------------------------
こんばんは。 本日プラント業者より依頼された仕事で農業用水パイプラインの配管施工管理(埋設配管の段階写真撮り)をしてきました。材料・施工法仕様等はプラント業者より所轄官庁の仕様の指示を頂き,材料支給にて施工してきたのですが,ゴム輪式塩ビ管であり, @直管接合は,ゴム輪受け口にて接合 A継ぎ手部は,必ず離脱防止付鋳鉄製継手使用 との事でした。圧力も0.8MPaと高く,管材も耐圧1.25MPaのVH管(農水用メーカーSSS)で,スラスト防止の為,継手部の離脱防止付継ぎ手は理解できるのですが,直管部のゴム輪受け口に離脱防止をつけないのが理屈的によくわかりませんでした。というのも受け口のパッキンの構造が特別離脱防止がついているようには思えなくて… どなたか御存知のかたがいれば教えて下さい。宜しくお願いします。 |
レスがつかないようなので、参考までに。 スラスト力の計算式は 土地改良事業計画設計基準 設計「パイプライン」基準書・技術書 (農林水産庁構造改善局)の資料から転記 P’=(2・H・ac・sin θ/2)+ (2a・Wo・Vの2乗/g)・sin θ/2 で計算されます。 H=設計水圧(KN/m2) ac=設計水圧が作用する範囲の断面積(m2) θ=屈曲角度 a=流水断面積(m2) Wo=管内水の単位体積重量 (KN/m3) V=管内平均流速(m/s) g=重力の加速度(m/s) です。 上式から、考えられるのは異型管(LとかT)はスラスト力は計算できますが 直管は角度0になるので計算できない。 故につけない。(ホントカなー) 現実には直管部の離脱防止もありますよね。 この説明、全然自信がありません。 どなたか、補足をお願いします。 |
>レスがつかないようなので、参考までに。 hatomoriさんも返信していたのですね。 >どなたか、補足をお願いします。 字のうつのが遅くhatomoriさんのあとに返信していますが、おそれおおくも補足などとは思っていませんので、補足などと取らないで下さい。 |
>@直管接合は,ゴム輪受け口にて接合 >A継ぎ手部は,必ず離脱防止付鋳鉄製継手使用 >継手部の離脱防止付継ぎ手は理解できるのですが, >直管部のゴム輪受け口に離脱防止をつけないのが理屈的によくわかりませんでした。というのも受け口のパッキンの構造が特別離脱防止がついているようには思えなくて… 埋設配管は、本業ではないのですが。 耐震および地面の隆起、降下に対応しているのだと思います。 直線距離と配管サイズがどの程度なのかわかりませんが、差し込みしろ内で対応してるのでは・・・ 建物内の配管で直線距離の長い配管は両端固定で要所エキスパン設置でいくと思うのですが(これは配管の伸縮の対応)、埋設配管は差し込みしろ(これは地面の伸縮の対応)で吸収するため受け口離脱防止なしだと解釈しているのですが。 |
>@直管接合は,ゴム輪受け口にて接合 >A継ぎ手部は,必ず離脱防止付鋳鉄製継手使用 > >との事でした。圧力も0.8MPaと高く,管材も耐圧1.25MPaのVH管(農水用メーカーSSS)で,スラスト防止の為,継手部の離脱防止付継ぎ手は理解できるのですが,直管部のゴム輪受け口に離脱防止をつけないのが理屈的によくわかりませんでした。というのも受け口のパッキンの構造が特別離脱防止がついているようには思えなくて… > 時間がないのでぶっきらぼうですが よい場合も、悪い場合もあります。 一般的には埋設の直管部には離脱防止金具はなくても平気です。 重要な留意点だけ。 鋳鐵管の離脱防止金具、特殊押輪、は埋設の場合で始めて意味を持ちます。架空や吊、などの露出には全く意味を成しません。御注意下さい。時間のある時に補足します。 |
>>@直管接合は,ゴム輪受け口にて接合 >>A継ぎ手部は,必ず離脱防止付鋳鉄製継手使用 >> >>との事でした。圧力も0.8MPaと高く,管材も耐圧1.25MPaのVH管(農水用メーカーSSS)で,スラスト防止の為,継手部の離脱防止付継ぎ手は理解できるのですが,直管部のゴム輪受け口に離脱防止をつけないのが理屈的によくわかりませんでした。というのも受け口のパッキンの構造が特別離脱防止がついているようには思えなくて… >> > 時間がないのでぶっきらぼうですが > > よい場合も、悪い場合もあります。 > > 一般的には埋設の直管部には離脱防止金具はなくても平気です。 > > 重要な留意点だけ。 > > 鋳鐵管の離脱防止金具、特殊押輪、は埋設の場合で始めて意味を持ちます。架空や吊、などの露出には全く意味を成しません。御注意下さい。時間のある時に補足します。 ちょっと、補足させて下さい! 一般的には埋設の直管部には離脱防止金具はなくても平気です。 ですが、殆どの場合はそうなんですが、計算しないとやはりわかりません。絶対にいらない訳ではありません。使用条件、土かぶりが浅い場合や水圧が高い場合には、ベンドの前後の直線部にも必要になります。メーカーに相談すればスラストの計算してもらえますよ。 |
> 一般的には埋設の直管部には離脱防止金具はなくても平気です。 私の上水道施工地域では、埋設3本に対し(12m)1カ所離脱防止の支持が必要及び3m以下のベンド間で受け口に対しても同様との指示が有るとのことですが、配管距離が伸びても埋設は離脱防止なしでメーカーがOKを出していると言うことですか? |
>>>ちょっと、補足させて下さい! >>>一般的には埋設の直管部には離脱防止金具はなくても平気です。 >>>ですが、殆どの場合はそうなんですが、計算しないとやはりわかりません。絶対にいらない訳ではありません。使用条件、土かぶりが浅い場合や水圧が高い場合には、ベンドの前後の直線部にも必要になります。メーカーに相談すればスラストの計算してもらえますよ。 くつさん、重要な補足ありがとうございます。<(_ _)> 「離脱防止金具、特殊押輪、は埋設の場合で始めて意味を持ちます。架空や吊、などの露出には全く意味を成しません。御注意下さい」が云いたくて、本来の回答が疎かでした。 >> 一般的には埋設の直管部には離脱防止金具はなくても平気です。 >配管距離が伸びても埋設は離脱防止なしでメーカーがOKを出していると言うことですか?> > この点は、結構微妙です。単純に直線、で無限大の長さで埋設深が確保されていて、通常の水圧ならば計算上不要になります。 実際の配管はそんなことありませんけど・・・(^_^メ) 実際計算した場合、特に直線が長距離になり、途中に伸縮の設置が必要になる程度直線が長い場合は、分けのわからない場所に固定点を取る必要が出てきます。こればかりは、実際計算してみないと。曲管保護だけでなくアンカーの大きさや曲管周りの直管部の固定点の場所も増えたりします。 このあたりの感覚は、印籠継手やタイトンを施工したことがないいまの若い方に申し上げてもご理解いただけないと思います。 特にS型やSN型のような耐震接合がある現在から考えれば、なんていいかげんといわれるかもしれませんが、Y2A(コンピューターの2000年問題)と同様時代の制約がありましたので。 タイトンなどは締め付けて壊れるのが押輪ですからかわいいですが、A型などは無理やり締め付けると管本体が壊れたりしたものです。ですから実質的な固定端を取りたい場合にはアンカーと同様に巻いたりしたのです。 ただ > > 私の上水道施工地域では、埋設3本に対し(12m)1カ所離脱防止の支持が必要及び3m以下のベンド間で受け口に対しても同様との指示が有るとのことですが、 と、むやみに固定端(点)を増やすのは、ゴム受け輪の可撓性を殺してしまい逆効果のように感じます。(水道管理者には何らかの考えがあるのかもしれませんが)それこそ工数がかかつても、S2なりの採用を考えるべきかと思いますが・・ |
> 鋳鐵管の離脱防止金具、特殊押輪、は埋設の場合で始めて意味を持ちます。架空や吊、などの露出には全く意味を成しません。御注意下さい。時間のある時に補足します。 水圧は低いですが、鋳鉄製の離脱防止つき継手をプールの循環(125A)、下水道処理施設での(100A)いずれも露出で使用(指定でした)したのですが離脱防止の意味を成さないとは、どの様なことで意味を成さないのでしょうか? 竣工の現場ばかりで気になります。 ご教授お願いします。 |
>> 鋳鐵管の離脱防止金具、特殊押輪、は埋設の場合で始めて意味を持ちます。架空や吊、などの露出には全く意味を成しません。御注意下さい。時間のある時に補足します。 > > 水圧は低いですが、鋳鉄製の離脱防止つき継手をプールの循環(125A)、下水道処理施設での(100A)いずれも露出で使用(指定でした)したのですが離脱防止の意味を成さないとは、どの様なことで意味を成さないのでしょうか? > 竣工の現場ばかりで気になります。 > 表現が悪い<(_ _)> 十分でないと表現すべきでした。 (設備屋さんが考える場合は、気休めぐらいの考えのほうが安全です) つまり、基準埋設深以上の土圧による押し付けと、土による摩擦が加わり、始めて固定として考慮される補助器具である。 ですから、浄水場などでは、フランジにするか、(それでも大口径の場合には、曲管防護や弁防護などはマスコンクリートを使用することが多いです)ゴム押輪を使用する場合には防護並びにアンカーとして必要な半力と摩擦が取れる分コンクリート防護や支持金物を使用します。 上水道施設や下水道施設では、通常の場合施主側(コンサル等を含め)でスラストや反力計算を理解している技術者が設計してありますので、施工側としては設計図に従い施工すれば殆ど間違いはありませんが、プールや建築の地下ピットなどでは所謂設備屋さんが設計する場合が多く、特殊押輪を他の配管のフランジ接合同様の強度があると誤解して設計されていることがあります。 私個人では、結果論ですがそのような設計による物件で、配管が飛んだあとの後始末を何度か依頼されたことがあるのでこの点に関し注意喚起を促したのです。 全ての設備設計者が鋳鐵管の設計に十分な知識を有することは建前としては正しいのでしょうが、実情、一生設計に携わらないかたが多いと思える現状では、三社ある鋳鐵管の生産会社に確認されるよう注意喚起するのが現実的と考えます。 取りとめのない纏め方ですが、わからない点は再度ご指摘下さい。 冗談抜きで継手が飛んで行きますから。(当然場合によりますよ)(^_^メ) |
> つまり、基準埋設深以上の土圧による押し付けと、土による摩擦が加わり、始めて固定として考慮される補助器具である。 その様な特長のものだったんですね。勉強不足でした。 >三社ある鋳鐵管の生産会社に確認されるよう注意喚起するのが現実的と考えます。 メーカーに確認してみます。 返信ありがとうございました。 |
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