Page 1768 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼2つ以上の防火区画を貫通するダクトについて ヒゲ監督 09/7/17(金) 17:27 ┗Re:2つ以上の防火区画を貫通するダクトについて masa 09/7/17(金) 19:33 ┗Re:2つ以上の防火区画を貫通するダクトについて ヒゲ監督 09/7/18(土) 9:15 ┗Re:2つ以上の防火区画を貫通するダクトについて masa 09/7/18(土) 19:22 ┗Re:2つ以上の防火区画を貫通するダクトについて ヒゲ監督 09/7/20(月) 10:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 2つ以上の防火区画を貫通するダクトについて ■名前 : ヒゲ監督 ■日付 : 09/7/17(金) 17:27 -------------------------------------------------------------------------
2つ以上の防火区画を1.5mm以上の厚みのダクトで施工する場合、FDは各区画ごとに取付なければならないのでしょうか? 色々基準を探してみましたがみつかりませんでしたので、御協力お願いします。 |
ロックウール25mm以上の耐火被覆を1.5mm以上の鋼板ダクトに施工して、耐火ダクト仕様とすれば、防火ダンパーは省略できます。 FDの省略できる範囲は、耐火ダクトにより火炎の伝播を防げる範囲になります。 (耐火ダクトが設置されている部屋は、隣接している部屋からの火炎の伝播は無い事になります) 3室の中間の部屋のみ耐火ダクトとした場合は、両側の部屋は火炎の伝播の可能性があるので、耐火ダクトの両側のどちらか一方には防火ダンパーが必要になります。(耐火ダクトと防火ダンパーは一体で防火設備してあつかうので、耐火ダクトの設置されている部屋は、通過ダクトの場合は存在しないような考えになります) なお、耐火ダクトに制気口がある場合は、制気口に防火ダンパーが必要になります。 |
ありがとうございます。 耐火ダクトについての詳細な記載がある文献などないでしょうか? |
現在、防火ダンパーを省略できる耐火ダクト仕様は、排煙ダクトに関して、日本建築センター発行の「新・排煙設備技術指針 1987年版」に記載されています。 耐火ダクト仕様としては、鋼板1.5mm以上にロックウール25mm以上の断熱を施す事になっています。 日本建築設備・昇降機センター発行の、「建築設備設計・施工上の運用指針 2003年版」、「東京都建築設備行政に関する設計・施工上の指針 2003年版」などにも、同様の記載があります。 排煙ダクト以外にも準用できると思いますが、特定行政庁・指定確認審査機関・所轄消防署に確認する必要があります。 |
情報ありがとうございました。 |
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