Page 1774 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ダクトのRC躯体貫通部処理 玉子 09/7/24(金) 11:26 ┣Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 masa 09/7/25(土) 1:32 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 ロータス123 09/7/25(土) 12:19 ┃ ┣Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 masa 09/7/25(土) 13:45 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 つなぎの水道屋 09/7/25(土) 18:31 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 masa 09/7/25(土) 19:56 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 つなぎの水道屋 09/7/25(土) 21:38 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 masa 09/7/25(土) 22:34 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 つなぎの水道屋 09/7/25(土) 23:10 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 masa 09/7/27(月) 23:56 ┃ ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 玉子 09/7/28(火) 14:11 ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 さんちゃん 09/7/31(金) 10:10 ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 玉子 09/7/31(金) 12:44 ┗Re:ダクトのRC躯体貫通部処理 さんちゃん 09/7/31(金) 16:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ダクトのRC躯体貫通部処理 ■名前 : 玉子 ■日付 : 09/7/24(金) 11:26 -------------------------------------------------------------------------
初めまして。 皆様のお知恵をお借りしたく書込みいたします。 現在、市発注工事で小学校改築工事をしております。 その中で、スパイラルダクトがRC躯体を貫通している箇所が あるのですが、検査官から 「貫通部の防食テープ巻きは?」と聞かれました。 たまたまその場所は耐火区画貫通の梁だったため 「1.6mmの実管です」で大丈夫だったのですが・・・。 (スリーブとの隙間はモルタル埋め戻しです) 今まで貫通部は特に防食テープ巻きなどしてこなかったのですが 埋め戻しの際はテープ巻きが必要なのでしょうか? 標準仕様書などを見ても探しきれなかったもので・・・。 また、実管の際は不要の意図も探せませんでした。 すみませんが、ここに載ってるってのを教えて下さい。 |
ダクトに関しては、防食テープ巻きは不要です。 公共建築工事標準仕様書では、コンクリート埋設(軽量コンクリートを含む)で、防食テープ巻きを義務付けているのは、鉛管だけです。(空気調和・衛生工学会仕様書でも、防食に関しては土中埋設しか記載されていません) 給水・排水管の配管用炭素鋼管(白・黒)・鉛管は防食テープ巻きとした方がいいでしょう。 |
ダクトの話の流れから 白管、亜鉛めっき鋼管を限定とし 教えていただきたいのですが 官発注にて特記仕様に書いてない場合は 標準仕様どおり不要と考えられないでしょうか (必要なら特記すべきでしょうと) 理論的に防食が必要な場合は増額要求したいですね コンクリート内の錆びの有無について 技術的に理解できない施工者はいっぱいいます 打ち込みの電線管が巻いているならあきらめますが 日本建築家協会の共通仕様書では コンクリート・シンダー内の鋼管類は防食テープ巻とありますので 増額要求はしません (床下暗渠までテープ巻きとあります) |
鋼管及び亜鉛鍍鋼管自体は、通常のコンクリート埋設で腐蝕は進行しないと言われています。(公共建築工事標準仕様書で防食テープを義務付けていないのはこの為だと思われます) ただし、コンクリートが湿潤していたり、湿度の高い部分の躯体貫通部は、マクロセル等による腐蝕が考えられるので、通常は防食テープで躯体と絶縁する事になります。 工事仕様書として、公共建築工事標準仕様書が指定されていて、特記に記載が無い場合は、鋼管類は土中埋設以外は防錆処理は不要となります。 監督員の指示により、契約内容以外の工事が追加された場合は、契約金額の変更を工事契約書の規定により申し出る事は可能ではないでしょうか?(些少な変更として処理される可能性はあるかもしれません) |
特記で記載されていなくて数量内訳書でも防食の積算をしていないのであれば、 メーター数にもよると思いますが、増額の対象になるのではないでしょうか。 ちなみに、私の施工地域では、特記、内訳書どちらもハーフラップの1回巻きは、 記載されています。なので、記載されていない事が不思議です。 >コンクリート内の錆びの有無について >技術的に理解できない施工者はいっぱいいます これについては、民間工事で鋼管防食無しの施工で事故事例がない方が多数いらっしゃるという事でしょうか。 |
給水装置の場合は、技術基準で防食テープ等による躯体やその他の構造物との絶縁を義務付けていますね。 公共建築工事標準仕様書(旧:機械設備工事共通仕様書)では、いつ頃かは忘れましたが、鋼管類のコンクリート埋設部の防食テープ巻きは削除されました。(標準コンクリート内では鋼管・亜鉛鍍鋼管の腐蝕は進行しないという事と、海砂等の使用が無い事を前提にしているという事でしょう) なお、地域によっては土壌の性質等や気候などにより、特記仕様書で、防食テープ巻きを義務付けている場合がありますね。(標準仕様書は地域特性に関係無い事項を規定しているので、地域特性で必要な事項は特記仕様書で記載するという事でしょう) |
>給水装置の場合は、技術基準で防食テープ等による躯体やその他の構造物との絶縁を義務付けていますね。 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H09/H09F03601000014.html masaさん、上記の4条の話でしょうか。 建基法施行令でも「おそれのある・・・」とあるので、錆びない確証がなければ、 特記になくても法で防食テープ巻き必須ということになるような気がします。 >地域によっては土壌の性質等や気候などにより、特記仕様書で、防食テープ巻きを義務付けている場合がありますね。 特に他地域と等施行地域が特別変わっているという認識は持っていませんでしたが、特記に記載されているということは、変わっているのですね。 |
厚生労働省給水装置データベースの「給水装置の構造及び材質の基準に関する省令」第4条に関する解説に記載されています。 以下のリンクを参照してください。 http://kyuusuidb.mhlw.go.jp/tec/kyusuidb/kyusui/sys3-9-3.htm 第4条では、「侵食されるおそれのある場所」となっていますが、解説では具体的に「他の構造物等を貫通する場合は、ポリエチレンスリーブ、防食テープ等を使用し管が直接構造物(コンクリート・鉄筋等)に接触しないよう施工すること。」となっています。 公共建築工事標準仕様書では、コンクリートの鉄筋に防食処理をする必要が無いので、鋼管類も同様にあつかうという事なのでしょう。(鉄筋と接触するとマクロセルが形成される可能性がありますが、スリーブ内に鉄筋が露出する事自体が禁止なので、その可能性は無いという事なのでしょう) なお、標準コンクリートでない場合(添加剤に塩化物等を利用している場合)は、防食措置を特記する必要があると思います。 特記で記載されている地域と記載されていない地域があるので、何か土壌やコンクリートに違いがあるのかもしれませんね。 特に特記しなくても防食テープ施工を行っている例が多いのは確かです。(公共建築工事標準仕様書を利用している場合) |
お忙しいなかでの返信ありがとうございます。 確かに記載されていますね。勉強不足でした。 |
「SHASE-S010-2007 空気調和・衛生設備工事標準仕様書」を確認したら、コンクリート埋設の鋼管類の防食テープ巻きは、まだ記載されていました。 「公共建築工事標準仕様書(機械設備編)平成19年版」、「機械設備工事監理指針 平成19年版」では、明確にコンクリート埋設に関しては、鉛管以外は防食テープ巻きは不要と記載されています。 JIAの「建築設備工事共通仕様書」は、原則的にSHASE-S010に準拠しているので、コンクリート埋設の鋼管類の防食テープ巻きは記載されているようです。 |
masa様。ロータス123様。つなぎの水道屋様。 お忙しいところレスありがとうございました。 結論から言うと検査官の勘違い。でした(笑) やはり鋼管等と一緒だと思い違いをしていたそうで 先ほど訂正の連絡(防食テープ不要)がありました。 みなさまお騒がせ致しましたm(__)m |
政令指定都市である北九●市発注物件では スパイラルダクトは防食テープ巻必要で コーティングスパイラルダクトは不要とのことです。 ちなみに防食テープ巻は参考数量表に計上されていません(怒) 設計変更依頼してもダメでした(大怒) |
こんにちわ。 さんちゃんさま。 ぇ?!そうなのですか?! このスレの物件ってのまさにその北○州市発注物件なのですが・・・ 前記しておりますが、私の場合は不要との回答でした。 |
うわっ、こんなところで身近な同業者に会うなんて(驚) ちなみにもう竣工しておりますが、公営住宅でした。 「公共住宅建設工事共通仕様書」の換気設備-施工1(3)に コンクリート貫通部は防食テープ巻と明記されてます。 たしかに4年前小学校新築工事した際は不要でした。 |
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