Page 481 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼台風18号の風害 極寒設備 04/9/8(水) 16:51 ┣Re:台風18号の風害 沖縄設備屋 04/9/8(水) 17:28 ┃ ┣Re:台風18号の風害 沖縄設備屋 04/9/8(水) 17:30 ┃ ┃ ┗Re:北VS南 ぷんぷん 04/9/8(水) 17:36 ┃ ┗Re:台風18号の風害 極寒設備 04/9/8(水) 19:26 ┣Re:台風18号の風害 シリュー 04/9/8(水) 22:10 ┃ ┗Re:台風18号の風害 シリュー 04/9/10(金) 9:49 ┣Re:台風18号の風害 どんちゃん 04/9/8(水) 23:52 ┃ ┗Re:台風18号の風害 ユウ 04/9/9(木) 8:20 ┗Re:台風18号の風害 taku 04/9/9(木) 11:52 ┗Re:台風18号の風害 極寒設備 04/9/10(金) 13:03 ┗Re:台風18号の風害 taku 04/9/10(金) 18:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 台風18号の風害 ■名前 : 極寒設備 ■日付 : 04/9/8(水) 16:51 -------------------------------------------------------------------------
今回の風台風は北国でも大きな被害が出ています 北海道では初めてという強風で、今までは考えられなかったことが次々と 起こっていますが、20馬力の室外機2台を1つの架台に載せたものが 2箇所で倒れました。 幸い人的被害はないのですが、今後の施工方法に 悩んでしまい、投稿させて頂きます。 状況は全て屋上の防水の上に後付で設置されております。 架台は高さ500くらいでH鋼を組み合わせた架台になっておりますが、 屋上は防水施工されているためにアンカー打ちが出来ません。 そのため、防振シートを敷いてその上に架台を乗せております。 自重だけで本体を置いている状態ですが、今まではなんの問題もありませんでした。 そこで、台風経験豊富な本州のかたがたはどのように施工しているのか差し支えのない方は教えていただけないでしょうか? |
>状況は全て屋上の防水の上に後付で設置されております。 >架台は高さ500くらいでH鋼を組み合わせた架台になっておりますが、 >屋上は防水施工されているためにアンカー打ちが出来ません。 >そのため、防振シートを敷いてその上に架台を乗せております。 >自重だけで本体を置いている状態ですが、今まではなんの問題もありませんでした。 >そこで、台風経験豊富な本州のかたがたはどのように施工しているのか >差し支えのない方は教えていただけないでしょうか? 脱線の可能性大ですが、 もし沖縄でそのような施工をすると必ず倒れます。 施工若しくは施工の段階で室外機の設置場所を検討します。 シート防水だから防振シートを敷いてその上に。。という 事ではなく、シート防水ではない場所を検討します。 経験からいうと、屋上にたまたま壁があり、そこにアングルで 固定して架台を作った事はあります。費用はかかりましたが。 いえることは自重だけではかなりきついかと。。 防風壁みたいなものがあればまだマシかもしれませんが、 それでもちょっと私なら(沖縄)そういう施工はしません。 ちなみに沖縄で本土の基準で機器を設置した場合、間違いなく ケーシングが変形もしくは飛びます。 最近ではないのですが、過去は頻繁にありました。 対策としてステンのバンドを現地で製作して本体に補強として 使ったり、6oのワイヤーで何箇所か支持したりしてます。 また、防振架台を使ったりすると、台風の時は室外機が すごく揺れます。 振れ止めとしてアングルを機械上部に設けワイヤーで固定 なんて事もします。 |
>施工若しくは施工の段階で室外機の設置場所を検討します。 ではなく 施工若しくは設計の段階 の間違いでした。 ちなみに防水施工をわざわざやり直した事もあります。 この場合はそうするしか方法がなかったので。 |
北海道と沖縄の熱いバトルになりましたね って茶化してスミマセン ここはフリートークじゃなかったですね |
沖縄設備屋さんRESありがとうございます。 やはり本場は違いますね。 特にこれなんかは、やはり台風の本場、と納得しました。 >対策としてステンのバンドを現地で製作して本体に補強として >使ったり、6oのワイヤーで何箇所か支持したりしてます。 >また、防振架台を使ったりすると、台風の時は室外機が >すごく揺れます。 >振れ止めとしてアングルを機械上部に設けワイヤーで固定 >なんて事もします。 ただ、今回困ったことに2現場とも総2階の工場の屋上で積雪対策のために架台高さを高くしている上、ワイヤーを止めるにも片側30mくらい引っ張らないとパラペットまでたどり着けません。 やはり基礎コンクリート打ちますか! さらに防水しますか! お金かかりますね。 がんばるか!! >ちなみに沖縄で本土の基準で機器を設置した場合、間違いなく >ケーシングが変形もしくは飛びます。 ただこれを見ていると、内地の人もひょっとして北海道と同じ施工方法なんですかね? |
内地の者です。レスします。ちなみにRESは当社の技術基準書でもあります。 内地の代表ではありませんが、やはり同じように、アングル架台を防振ゴムの上において設置する事が多いです。ただ、当方は関東地方で積雪の心配が少ない為、100Hぐらいの高さです。(ここが決定的に違います)更に沖縄の方のように、ステンレスワイヤーで四方を固定(テントのロープのように)するか、もしくは室外機同士をアングルで連結して門型にしてしまう事もあります。 やはり500Hは高いですねぇ。重心が上になりますからね。 いっそのこと、クレーンのアウトリガーのように、架台下部から四方に足をのばして、転倒防止をするという案はどうでしょうか。あまり良い意見が書けずすみません。 |
すいません。自己レスします。 皆さんのおっしゃる通り、基礎打設もしくは防震ゴム+平板打設が通常施工ですが、コンクリート打設不可ならばという条件を勝手に考えてレスしてしまいました。ゴメンナサイ |
>今回の風台風は北国でも大きな被害が出ています >北海道では初めてという強風で、今までは考えられなかったことが次々と >起こっていますが、20馬力の室外機2台を1つの架台に載せたものが >2箇所で倒れました。 幸い人的被害はないのですが、今後の施工方法に >悩んでしまい、投稿させて頂きます。 >状況は全て屋上の防水の上に後付で設置されております。 >架台は高さ500くらいでH鋼を組み合わせた架台になっておりますが、 >屋上は防水施工されているためにアンカー打ちが出来ません。 >そのため、防振シートを敷いてその上に架台を乗せております。 >自重だけで本体を置いている状態ですが、今まではなんの問題もありませんでした。 >そこで、台風経験豊富な本州のかたがたはどのように施工しているのか差し支えのない方は教えていただけないでしょうか? 厳しい言い方でゴメンナサイ。 台風に限らず、防水の上に置くだけと言うのは耐震的にも、そもそも問題では? 内地でも自重で持たす施工なんてまず行わないのが普通だと思います。 下駄基礎に鋼材を流すとかして、アンカー留めは必ず行います。 沖縄のように転倒防止まではしませんが。 |
> >厳しい言い方でゴメンナサイ。 >台風に限らず、防水の上に置くだけと言うのは耐震的にも、そもそも問題では? そうですね、防水層が露出してる場合、物を置く事を安易に考えると痛い目にあいます。 直接CON製の物干し台を置く事もNGです。 建築と相談し基礎を打つ事が最良かと思います。(基礎後に防水) 基礎、ガ台、アンカーと防水の納まりがポイントだと思います。 |
豪雪地帯の方法です。 アングル架台は1m位の高さで室外機の上部、側面は雪対策でダクトカバーを取付け ます。よって容易に転倒する状況です。 <施工方法> @新設:平ベース、又はゲタベース基礎をコン打ちに同時に実施、防水もベース含んで 施工するのが通常です。 A既設:既存の防水の上にt:10mm以上のゴムマットを敷き、その上に平ベース (t:100以上)を造って設置します。その時は積雪+ベース+機器の加重計 算を行い建築と確認します。 :加重が不足で数台の場合はゲタベースにショートサーキットを考慮した離隔で 上下を互いにアングル連結を行います。 :一台の場合はパラペットなどを利用しワイヤーを張ります。(大変なんです) 施工方法は他にも色々な方法があり頭を悩ませながら行っています。雪国は全てが 大変で冬季の施工なんか毎朝、雪かき・除雪から始まります。 以上 |
>施工方法は他にも色々な方法があり頭を悩ませながら行っています。雪国は全てが大変で冬季の施工なんか毎朝、雪かき・除雪から始まります。 > takuさんのお気持ち、痛いほどわかります。 皆様、手厳しいご指導ありがとうございます。 今回、地域の同業(設備屋)といろいろ話しましたが同じ条件であれば、やはり官庁物件を除いては同じように自重置きが多い様です。 (地震もめったに起きない地域なんです) 聞いた話では、ルームエアコンの室外機は屋上からぶら下がっている所もあるそうです。 ただ、内地と比べて強風、地震は少ないから、とタカをくくっているのは今後やめるべきだとしみじみわかりました。 今回教えていただいたことを、予算の許す範囲でやっていきたいと思います。 また、私たち設備屋などはかわいいもので、建築屋さんたちは、一般住宅の屋根が丸ごと飛んでいるとか、電柱や立て看板が根元から倒れているとか、とにかく3日経って被害がひどいことがいろいろ入ってきました。 これからは復旧工事でラッシュになりそうです。 |
>また、私たち設備屋などはかわいいもので、建築屋さんたちは、一般住宅の屋根が丸ごと飛んでいるとか、電柱や立て看板が根元から倒れているとか、とにかく3日経って被害がひどいことがいろいろ入ってきました。 >これからは復旧工事でラッシュになりそうです。 頑張って下さい。 新潟県の堤防決壊は未だ復旧作業が続いています。最初は何所から手を付けて良いか ボーゼンとしましたが、多くのボランテアや自衛隊の方々の助けを頂きました。 人が集まった力とは、凄い物だと痛感しました。 以上 |
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